テーマ:首都圏の鉄道(136)
カテゴリ:社会・生活
先週の土曜日から埼玉県南西部から横浜まで乗り換えなしで行けるようになりました。土曜日から始めたのは、平日に比べて混雑していないからだと思いますし、また今週は春分の日があって、もしも重大な不都合があれば、この祝日に解決できるからでしょう。 さて、池袋を起点としている東武東上線と西武池袋線ですが、この両線は従来まで地下鉄副都心線と相互乗り入れをしており、渋谷までは乗り換えなしで行けました。そして、この度、渋谷からさらに東急東横線で元町・中華街まで繋がることになったというわけです。 横浜から池袋方面に通勤している人、あるいは埼玉県南西部から横浜方面に通勤している人にとっては便利になったことでしょうね。 ちなみに西武池袋線を利用して池袋まで乗っている僕のような場合は、便利になったということはありません。 つまり、横浜のほうに遊びに行く機会があれば別ですが、横浜に遊びに行くということも殆ど無く、日常的に横浜には縁が無いからです。というよりも、僕の場合はかえって不便になったといったほうが良いかもしれません。 つまり、今回、横浜まで繋がることになったため、西武池袋線もダイヤ改正が行われ、僕が先週まで通勤に利用していた、5:54発の清瀬駅始発 池袋行き各駅停車という電車が無くなってしまったのです。 従来から渋谷行きの直通電車はあったのですが、その渋谷行きの電車が元町・中華街行きに変わるだけなら良いものの、そうではなく渋谷経由で元町・中華街行きの電車が増えたようで、そのためか池袋行きの電車が減ってしまったようです。 特に僕が利用している西武池袋線の清瀬駅では、各駅停車の電車で池袋行きというのはほとんどなくなってしまいました。 始発の各駅停車の電車は空いているし、座って通勤できるというとてつもないメリットがありました。 それが無くなってしまい、各駅停車は従来から相互乗り入れしていた地下鉄有楽町線の新木場行きがほとんどになってしまいました。 ところで、下の路線図を見て下さい。地下鉄有楽町線の新木場行きの電車は、練馬から小竹向原を経由して東京メトロ副都心線で池袋に向かいます。 つまり地下鉄でも池袋へは行けるのですが、東京メトロ副都心線を走ることになり、この路線は西武池袋線ではないため、こちらの路線を使うと料金が割高になってしまいます。 同じ池袋に行くのに料金が高くなってしまうというのも変な話ですが、ともかく料金が高くなるのであれば利用はできません。結局、ダイヤ改正で割を食うことになった僕にとっては、横浜まで行けることになったことに関してはデメリットのほうが大きいようです。
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