テーマ:大相撲全般について(393)
カテゴリ:スポーツ
11月23日をもって大相撲の九州場所が終了しました。優勝したのは横綱の白鵬、その成績は14勝1敗で、通算32回目の優勝となりました。 優勝32回というのは昭和の大横綱と言われる大鵬の優勝回数と同じです。白鵬はまだ29歳とのことですから、このままいくと、あと何回優勝するのか、通算50回優勝なんて言うこともあるかも知れないですね。 白鵬が強いということには敬意を表しますが、一方で他の横綱・大関がだらしないということも言えます。 九州場所では横綱の鶴竜が10日目まで全勝を守り、その時点ですでに1敗していた白鵬をリードしていたのですが、結局、終盤に崩れてしまい12勝3敗に終わりました。 また、もう一人の横綱である日馬富士は序盤に連敗して、早々に優勝争いから脱落してしまいました。まぁ日馬富士は休場明けということもあるので、仕方ないかもしれませんが・・・ なお、大関の稀勢の里は10日目まで8勝2敗で、この時点でもう優勝は難しい状況になってしまいました。でも最終的に11勝4敗という成績ですから、大関としてはまずまずのものだったと思います。 それにひきかえ、大関の琴奨菊は6勝9敗、同じく大関の豪栄道は5勝10敗というふがいない成績で、来場所も負け越したら二人とも大関陥落となります。 特に大関2場所目の豪栄道は、5勝10敗という成績に終わり、新大関だった先場所が8勝7敗だったし、果たして大関としての実力があるのかどうか疑わしくなってきました。 豪栄道は来場所も負け越してしまったら、大関から関脇に陥落してしまい、大関在位がたった3場所ということになりますが、そんなことにならないようしっかり稽古をしてほしいものです。 ところで、今場所は西前頭8枚目まで番付を落としてしまった遠藤ですが、序盤は2勝5敗と黒星が先行して負け越すのではないかと危惧しましたが、後半は8連勝して、10勝5敗の好成績でした。 来場所は、横綱や大関と対戦する地位に戻ってくるでしょうから、来場所の遠藤には期待したいと思います。
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