テーマ:大相撲全般について(373)
カテゴリ:スポーツ
大相撲の7月場所は本来であれば名古屋での開催でしたが、新型コロナウイルス感染の影響で今年は東京での開催となりました。
この7月場所での番付ですが、横綱2人(白鵬、鶴竜)大関2人(貴景勝、朝乃山)というシンプルなものでした。 しかしながら、横綱の鶴竜が初日の相撲での遠藤との対戦で自滅した格好で敗戦し、翌日の2日目から休場となりました。 また、もうひとりの横綱白鵬は初日から10連勝して優勝戦線を引っ張っていましたが、小結大栄翔、関脇御嶽海に連敗して休場してしまいました。 さらに、大関の貴景勝は、11日目に勝ち越してカド番を脱出するとあっさりと翌日から休場しました。 横綱。大関4人で残ったのは新大関の朝乃山だけということになってしまい、新大関にとっては重圧のかかる結果となりました。 さて、そんななか優勝したのは元大関の照ノ富士でした。 今場所久しぶりに幕内に復帰した照ノ富士は東前頭17枚目という、いわゆる幕尻の位置でしたが、快調に勝ち星を積み重ね、新大関の朝乃山との対戦にも勝利して13勝2敗の成績での優勝でした。 膝の怪我と糖尿病、さらには内臓疾患もあって序二段まで落ちてしまった照ノ富士ですが、見事に復活しました。 元大関だけあって、その強さは本物だと思います。来場所は前頭の上位にまで上がるでしょうが、今後の活躍次第では大関復帰も夢ではないと思います。 また、関脇の正代と御嶽海、それに小結の大栄翔がいずれも11勝4敗という好成績で、この3人は大関候補に名乗りを上げた感じです。 優勝の可能性が低くなったとたんに休場してしまった白鵬、初日に負けただけで休場した鶴竜は、ふたりとも、もう引退しても良いかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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