軍艦島上陸ツアー
久しぶりに今日は雨です。連日の酷暑でしおれかけていた緑達がやっと潤います。さて今回のミニ旅行、目的は軍艦島上陸ツアーだったんです。昭和49年に炭鉱が閉鎖されて以来無人の島となった「端島(通称軍艦島)」。「廃墟」としてではなく、近代化産業遺産のひとつとして、見ておきたかったのです。ツアーは定員が約200名、夏休みなので、小学生からお年寄りまでさまざまです。2時に長崎港を出発して約45分で端島の堤防に接岸し上陸しました。外洋に面しているので、海が荒れると上陸できません。接岸できるのは1年間に120日くらいだそうです。 島にはトイレや休憩する場所は一切ありません。2班に別れて主に島の東側だけを団体行動で見学します。気温はたぶん34度くらい、コンクリートの熱気が足元から伝わってきます。水分を補給しながら、正身45分くらいの上陸でした。下の赤レンガの建物は総合事務所、右の階段は立坑への入り口だったそうです。 下は学校の建物。一番上が幼稚園だったそうです。右側のコンクリートの枠は港へのベルトコンベアー跡。 見学コースがある島の東側はかなり緑で覆われていますが,花はほとんど見ませんでした。緑を増やすために島の住民の方はアパートの屋上まで土を運んで、屋上庭園を作ったのだそうです。 帰りは島を1周してくれるので、概要を海の上から見ることができました。波や風にさらされ、風化しつつある建物群。