|
カテゴリ:国内旅行
「柏崎神社」の北側の境内、交差点側にあった石碑。
「片桐海軍大尉之碑」と刻まれていたのであろうか? 新潟県刈羽郡柏崎町出身の片桐雄司大尉の慰霊碑か? 生年 明治30(1897)年没年 大正13(1924)年3月19日経歴 横須賀海軍航空隊に配属され、 SS.3飛行船の操縦を担当する。 大正13年3月19日横須賀から霞ケ浦へ帰航の途中、茨城県北相馬郡上空で空中爆発し、 殉職。特旨により大尉に昇進した と。 ![]() 事故から1年7ヶ月後の「大正十四年十月 柏崎市尚武會建」とあったが。 ![]() 「柏崎市立柏崎小学校」の角の交差点を通過。 ![]() 「柏崎市立柏崎小学校」。 新潟県柏崎市学校町1−88。 ![]() その先にあったのが「生田萬の墓碑及び供養碑 柏崎招魂所及び戊辰墓石群」。 新潟県柏崎市学校町1。 ![]() 生田萬の墓碑及び忠魂碑 ![]() 「生田萬埋骨場」と。 その左奥に「生田萬の墓碑」。 ![]() 「生田萬の墓碑」に近づいて。 墓碑には「生田萬君 全家奥城 明治三十二年二月・・・」と刻まれていた。 「全家」は家族、一門、「奥城」は奥津城(おくつき)で神道の墓所のことと師匠から。 仏式では「○○家之墓」と書く部分が、神道では「○○家奥津城」と表記される。 神式でお墓を建てる場合、その墓所の近くに海や川・湖・池などがある場合は「奥津城」の 文字を用い、それ以外は「奥都城」の文字を用いるのが一般的であると。 ![]() 「柏崎招魂所及び戊辰墓石群 生田萬の墓碑及び供養碑 市指定文化財 記念物・史跡 柏崎招魂所及び戊辰墓石群 45基 (昭和48年8月1日指定) 戊辰戦争における官軍の共同墓地。 明治元年(1868) 10月20日、戊辰戦争の鯨波や長岡の戦いで戦死した官軍の各藩士58名の 市指定文化財 記念物・史跡 生田萬の墓碑及び供養碑 6基招魂所として建設された墓地である。著名な人物として、薩摩藩の中原猶介、仁和寺官従士の 日柳燕石(くさなぎえんせき)などが葬られている。現在の招魂所は、当時の6分の1ほどに縮小 され、44基の墓石と1基の供養塔か残されている。 (昭和48年8月1日指定) 天保8年(1837)6月1日、生田萬は、折からの天保飢饉による窮身の救済を求めて、柏崎陣屋に 討ち入り、破れて自刃した。彼の墓は、世間をはばかって永い間建てられず、明治32年 戊辰招魂所の片隅に建立された。他にも、生田萬埋骨塔や天保4年(1833)の飢饉による 餓死者の供養塔などがあるが、これらの石碑は、江戸時代の火葬場にあったものを、 大正時代に生田遺跡保存会が移転・整備したものである。」 ![]() 柏崎招魂所・日露戦争の「忠魂碑」が丘の上に、その両脇を囲むように戊辰戦争官軍戦死者の墓が 整然と並んでいた。 ![]() ズームして。 ![]() 「市指定文化財 ・史跡 生田萬の墓碑及び供養碑(右) 柏崎招魂所及び戊辰墓石群(左) 昭和四十八年八月一日 指定 柏崎市教育委員会」。 ![]() 「日柳燕石(くさなぎえんせき)の墓」 ![]() 「日柳燕石(くさなぎえんせき)の墓 日柳燕石は讃州(香川県)の侠客、勤皇の志厚く情熱家で詩人。高杉、桂、山県など維新の英傑は みな彼の薫陶を受けた。明治元年北陸大総督。仁和寺宮遠征に従い秘書兼軍日誌掛りとして軍船で 柏崎に来た。柏崎でたまたま病にかかり明治元年八月ニ十五日市川邸で死去五十二才。 仁和寺宮はその功をしのび大桜定居彦の諡(おくりな )を送った。 柏崎市」 ![]() 戊辰戦争官軍戦死者の墓石が並ぶ。 戊辰戦争における官軍の共同墓地。 明治元年(1868)10月20日、鯨波戦争、長岡戦争などで 戦死した官軍の各藩士58人の招魂場として建設された。 著名な人物としては、薩摩藩の中原 現招魂所は、当時のものよりかなり縮小され、墓石44基、供養塔1基が現存する。 ![]() その先、T字路の角にあった案内板。 ![]() 「柏崎アクアパーク 水に親しむ遊空間として県立相崎アクアバークか海浜公園内に設置され、子どもからお年寄り までか年間を通して楽しめるスポーツ・レクリエーション施設てす氷上スポーツを楽しむことが できます。また、陸上競技場・武道館・少年広場・スポーツハウスが隣接し、海岸部スポーツ ゾーンは、市民スポーツの活動の拠点となっています。」 ![]() 「ライオンズクラブ・・・第三十九回・・・」と。 ![]() 「三階節👈リンク 発祥の地 米山さんから雲が出た いまにタ立がくるやら ピッカラ、チャッカラ ドンガラリンと音がする」 ![]() 「柏崎アクアパーク」。 ![]() モニュメント。 ![]() 「歓びと青春」。 1993年 制作/富田眞州。 ![]() 銀杏の樹も色づいて。 ![]() そして日本海に沿って走る国道352号の交差点「東港町(ひがしみなとまち)」まで来る。 案内板には「柏崎中央海岸」と。 ![]() 国道352号から「柏崎アクアパーク」を見る。 ![]() 「新潟県立柏崎アクアパーク」案内板。 ![]() 石碑が並ぶ。 ![]() 「海水旅館 萩原朔太郎 赤松の林をこえて、 くらきおほなみはとほく光つていた、 このさびしき越後の海岸、 しばしはなにを祈るこころぞ、 ひとり夕餉ををはりて、 海水旅館の居間に灯を点ず。 くじら浪海岸にて」 大正時代の詩人、萩原朔太郎が避暑のため訪れた柏崎市の鯨波海岸を題材とした詩「海水旅館」を 刻んだ石碑である。 ![]() 裏側には 「人は言葉によってつくられる。この詩碑は、そのことを後世に伝えるため、柏崎市民によって 建立されたものである。 孫 萩原 朔美 平成二十七年十一月一日 詩歌を楽しむ柏崎刈羽の会」 ![]() 「鳥神みさまの あかりもうすれ 波に消えゆく 明けの鐘 葉月」 ![]() 「越後タイムズ・柏崎日報主幹として四十年の生涯を柏崎に捧げたる葉月中村毎太氏 晩年を 横浜の地に移り住む その望郷の想ひを中村氏作る「米山甚句」の一句に刻み永遠にふる郷の 浜にとどむ。 昭和三十九年 初夏 友人有志」。 ![]() 国道352号の西方向を望む。 ![]() 「柏崎中央海岸」。 ![]() 前方にもモニュメントが。 ![]() 「潮(うしお)の詩」。 国の「地域個性形成事業」 の一環として制作。波の華を表現していると。 1990年 制作/原 政男。 ![]() 「題名 潮の詩」と。 ![]() 日本海の北方向を望む。 実は、この「柏崎中央海岸」で蓮池薫・祐木子さんご夫妻(帰国後入籍)が北朝鮮に拉致された 場所なのであった。 ネットによると 「蓮池さんらが拉致されたのは1978年7月31日。透さんの説明などによると、蓮池さん は同日夕、市内東本町1の旧市立図書館の駐輪場に自宅から乗ってきた自転車を置いて、 奥土祐木子さんとの待ち合わせ場所「柏崎ショッピングセンター」に歩いた。2人は近くの 喫茶店に入り、仕事を終えたばかりの奥土さんだけが軽い食事をした。 その後、2人は「柏崎中央海岸」に向かった。 松林を抜けて海岸に出ると、付近には人がいた。辺りは薄暗くなりかけていたころだった。 2人きりになろうと、旧柏崎ユースホステル側の人影を避けるように北側の荒浜方面に歩いた。 そう遠くないところで、複数の男たちが近づいてきて「たばこの火を貸してくれないか」と 話し掛けてきた。たばこの火を探しているうちに、男たちは背後からいきなりつかみ かかってきた。蓮池さんは抵抗したが、顔を2回くらい殴られ、目のあたりがはれ上がった。 袋をかぶせられ、近くの浜から船に乗せられ、着いた所は北朝鮮北部の清津港だった。 「襲われた時は怖かった」と蓮池さんは振り返った。」と。 海岸付近には船を隠す場所がないので船は番神岬の入江?とかに隠していて、蓮池さんたちは そこまで拉致されて船に乗せられ、北朝鮮に連れて行かれたのではと、風景を見ながら 勝手に考えたのであったが・・・。 ![]() 鵜川の突堤を望む。 ![]() ズームして。 ![]() 「東京電力ホールディングス株式会社 柏崎刈羽原子力発電所 」方向を望む。 世界最大の原発であり、略称はKK(ケーケー)。 1号機から7号機までの7基の原子炉を有し、合計出力は821万2千kWである。 1997年7月2日に7号機が営業運転を開始したことで、それまで最大だったカナダの ブルース原子力発電所の出力を抜き、世界最大の原子力発電所となった。 発電された電気は、新新潟幹線及び南新潟幹線の2系統の各々50万V送電により、 一旦群馬県吾妻郡中之条町の西群馬開閉所に収容され、そこから首都圏に送電される。 ![]() 番神岬(ばんじんみさき)方向を望む。 番神岬は、日蓮上人ゆかりの地・悲恋の物語、浪曲「佐渡情話」という民話を残す岬。 古い歴史を残しながらも、岬から眺める景色はとても近代的。 高台から見下ろすその先には柏崎港と長くつづく防波堤があり、夏のぎおん海の大花火大会の 打ち上げ場所となっている。 また、防波堤手前には海の観光拠点「夕海」があり、近くの 番神海水浴場は快水浴場百選にも選ばれるほど美しく、夏は多くの人で賑わう。 岬へとつながる階段には桜並木があり、春の暖かいそよ風をうけながら眺める日本海も絶景で ある と。 ![]() JR柏崎駅から歩いて来た国道352号を振り返る。 ![]() 北に向かって進みながら日本海を望む。 ![]() 「釣具の岸 東港町店」。 新潟県柏崎市東港町6−30。 ![]() ここを左折し、日本海と別れJR柏崎駅方面へ戻る。 ![]() ・・・もどる・・・ ・・・つづく・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.04 14:31:56
コメント(0) | コメントを書く
[国内旅行] カテゴリの最新記事
|