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カテゴリ:花
我が家の横の菜園で『花オクラ』を栽培し漸く開花を初めました。
『花オクラ』はアオイ科トロロアオイ属に属する一年草です。 「トロロアオイ」や「黄蜀葵(オウショッキ)」とも呼ばれています。 『花オクラ』は中国原産の植物で、花や根の部分が食品や漢方薬として活用されてきました。 日本へも古くから伝わっていて、根と果実の粘液が和紙ののりとして現在も使われている そうです。 『花オクラ』は実ではなく花の部分を食べます。花をおいしく食べることができるよう品種改良 されているのです。『花オクラ』の花は花弁が5枚で、オクラの花とよく似た淡い レモンイエロー色をしており、中心部と雄しべの柱頭が濃いワインレッドをしています。 朝に咲いて夕方にしぼんでしまう一日花。旬は6~8月で、道の駅や農家の直売所などで販売 されている所もあるようです。スーパーなどで売っている場合もあると聞いていますが、 傷みやすいのでそれほど一般的ではないのです。 『花オクラ』は淡白な味わいですが、ほのかにオクラのような風味や香りが感じられます。 生で食べるとシャキシャキとした食感。また、オクラに似た特有の粘り気があり、とろりとした 舌触りを楽しめます。加熱すると粘り気がさらに増すのが特徴なのです。 『花オクラ』の花は10~20cmほどの大きさで、『オクラ』の花の2倍ほどのサイズです。 『花オクラ』も実をつけますが、かたく短い実で『オクラ』のような長いさやにはなりません。 食べてもふさふさとした毛が口に残ってしまうため、食用には向かず、食べられることは ほとんどないのです。 この日の朝は『花オクラ』の花を5個ほど摘み取って来ました。 中央の花の付け根の部分そして蕊の部分を除去し、沸騰水に少量の酢を加え、手早く しゃぶしゃぶする感じに茹でます。 お酢を少し入れると色が綺麗に残るのです。 そしてこれを冷水に晒し、盛り付けてポン酢や麺つゆをかけて出来上がり。 そしてこちらは『モロヘイヤ』。 この日は『ヌルヌル』の2種のおツマミを楽しみながら、ビールを楽しんだのです。 そして今日は『花オクラ』を生で。 『花オクラ』の生ハム巻です! 『花オクラ』の花びら2~3枚を緩やかに巻き、さらに生ハムでまいただけのシンプルレシピ。 ねっとりと濃厚な生ハムの味わいや香り、塩分と、花オクラの香りとシャクシャクとしつつ、 とろりとした食感がとっても合うのです。 今回は、口当たりを滑らかにするためオリーブオイルを少々かけて見ました。 生産者のみが味わえる?、エディブルフラワー( エディブルフラワーとは「Edible =食べられる」「Flower=花」、つまり『食べられる花』を意味しています。)を食べ楽しんだのです。 ・・・おわり・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.07.25 23:49:00
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