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JINさんの陽蜂農遠日記

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2024.09.26
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カテゴリ:JINさんの農園
この日の学習のテーマの一つは
『六合枡から、五合、四合、三合……を得るにはどうすればよいか』と。
我が住む地域の名は「六会」、この「六合」の言葉に親近感を覚えるのです。 
昔の米屋さんや造り酒屋さんでは六合升というものがあって、それがあると一合から六合まで
すべてをはかることができると。



様々な大きさの枡。



「​​」👈️リンク サイズ一覧。
6合枡のサイズは抜けているが、内寸125.5☓125.5☓68.6=1080ml程度であろうか。
表にないのは、6合枡はあまりポピュラーな枡ではなっかったのであろうか。



昔の酒屋さんは、目盛りがついていない6合升を使い、酒樽から1合、2合、3合、4合、
5合、6合を正確にくみ出していたのです。このような升を6合万能升と呼びます。
6合は升1杯分だからよいとして、ほかの量についてはどのように量っていたのでしようか?
その方法を考えてみましよう。
酒樽から6合升で酒をくみ出すのは1回限りとしますが、6合升から酒樽へ酒を戻したり、
お客さんの容器に酒を注ぐことは何回行ってもよいものとします。
●3合の量り方
これは簡単です。6合升を、水の部分が三角柱になる。



すなわち下図1️⃣のように傾ければ、6合のちょうど半分の3合となります。



●1合の量り方
6合升を2️⃣のように、水面が底面の対角線と上面の1点を通る三角形となるように傾けると、
容器に残る量はちょうど1合になります。この量がちょうど1合であることは3️⃣のようにして
確かめられます。1️⃣の3合は三角柱になっていますが、2️⃣は高さと底面が1️⃣の三角形と同じ
三角錐(さんかくすい)だから、3合の1/3で1合ということになります。



下図の如く、6合升を2️⃣のように、水面が底面の対角線と上面の1点を通る三角形となるように
傾ける。
2️⃣は高さと底面が1️⃣の三角形と同じ。 
三角錐(さんかくすい)だから、3合の1/3で1合ということになります。



この量がちょうど1合であることは3️⃣のようにして確かめられます。
三角柱
水の容積=S(底面積)☓h(高さ)=3合(6合の半分)。



テレビの画面。



三角錐
水の容積=1/3☓S(底面積)☓h(高さ)=1/3☓3合=1合。



5合と2合の量り方
ます6合升いつばいに酒をくみ、2️⃣の状態になるまでお客さんの容器に酒を注げば、
升に残るのは1合。つまリお客さんの容器には5合入ったことになります(4️⃣)。
同じようにして1️⃣のように6合の半分の3合くんでから、2️⃣の状態になるまでお客さんの
容器に酒を注げば、2合がくみ出せます(5️⃣)。



4️⃣:5合の量り方
5️⃣:2合の量り方



テレビの画面。
2合、5合の場合。



4合の量り方

4合を量るのは少し手間がかかります。
まず、6合升いつばいに酒をくみ出し、升に3合だけ残るまでお客さんの容器に酒を注ぎます。
この時点で、お客さんの容器には3合の酒が入っています。次に、升に1合が残るように酒樽へ
酒を戻し、残った1合をお客さんの容器に注げば、合計で4合が量れたことになります。


昔は、一度樽から汲み出した酒を、客の前で元に戻す事に抵抗はなかったのであろうか?


                                   ・・・​もどる​・・・



                  ・・・おわり・・・







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Last updated  2024.09.27 00:26:36
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