ニュースきゃっち

根強い人気!

百恵楽曲　

着うた解禁!!

１９８０年に人気絶頂のまま引退した歌手、山口百恵さん（５０）の楽曲が、初めて着うた配信されることが１４日、分かった。

自身の引退３０周年と、当時の所属事務所「ホリプロ」の創業５０周年を記念し、百恵さんの誕生日に当たる１７日から４週にわたって計２７４曲を配信。

また、伝説となった「日本武道館さよならコンサートライブ」の秘蔵映像も、毎週１曲ずつビデオクリップ配信される。



　昭和歌謡史の１ページを彩った伝説の歌姫、百恵さんの楽曲が手軽に耳元へ届く。

引退から３０年の時を経て、ついに着うた配信が決まった。

　７３年発売のデビュー曲「としごろ」から８０年発売のラストシングル「一恵」まで。

シングル３２曲にアルバム収録曲も合わせ、百恵さんが芸能界を駆け抜けた８年間で世に送り出した全２７４曲が「着うた」という形で甦ることになった。

「着うたフル」とともに１７日から１週間に１度、４週にわたって配信される。

　今回の企画は、百恵さんの引退３０周年と「ホリプロ」の創業５０周年を記念して持ち上がった。現役当時のチーフマネジャーで、現ホリプロ取締役相談役の小田信吾氏が自宅に出向いて交渉。百恵さんは快諾し、「配信という形があるんですね」と、名曲が新たな形で“復活”することを喜んだという。

　これまで、デビューや引退など節目のタイミングで、ベスト盤として６作の記念商品が制作されてきた。さらに、昨年１２月にはＴＢＳ系の音楽番組「ザ・ベストテン」の出演シーンを集めたＤＶＤ－ＢＯＸを発売し、オリコン週間チャートで初登場２位に入った。

また、桑田佳祐（５３）や宇多田ヒカル（２６）ら現役トップアーティストが、ライブで百恵さんの曲をカバーするなど根強い人気を誇っている。

　制作サイドは「伝説の大物アーティストで、着うた配信をしていないのは百恵さんが最後でしょう。今までのファン層から広げて、１０代とか若い層にも百恵さんの楽曲を感じてもらえれば」と期待をこめた。