|
カテゴリ:磯採集
4月12日のブログに掲載したウンバチイソギンチャクは、
ハナブサイソギンチャクと比べると、 出会う機会がそれほどないのでいろいろと試してみました。 (絶対にマネしないで下さい。) 近くにいたナマコさんをウンバチイソギンチャクの上に置いてみました。 このナマコさんは体表に砂を付着させていたのでクロナマコさんだと思います。 このまましばらく放置いたしましたが、 ウンバチイソギンチャクとナマコさんにはほとんど変化がありません。 次に小岩(写真左上)をのせてみました。 ウンバチイソギンチャクさんには変化がないようです。 と思いきや、このとき小岩によって房状突起の一部がちぎれて 海中を漂い始めました。 こ、これはかなり危険な状態です。 直ちにこの場から離れました。 房状突起はちぎれやすいのかな…。 こちらも危険なイソギンチャクのハナブサイソギンチャクです。 以前に1回だけ刺されたことがありますが、 ものすごく痛みました。 岩穴のゴンズイさん。刺されると危険です。 岩下のウミケムシさん。毒のある剛毛に刺されると危険です。 サンゴを食べ荒らすことで有名なオニヒトデさん。 体表の棘にはタンパク毒があり刺されると危険です。 しかし、最近、オニヒトデさんには白点病を防ぐ効果が あるかもしれないという報告があり、興味深い生体でもあります。 イモガイ科の種です。刺されると危険です。 ただし、マガキガイさんとの鑑別がややこしいです。 こちらはマガキガイさんです。毒はありません。 違いわかりますか~? ちなみにマガキガイさんには爪のような蓋があり、 右眼が貝殻の外に脱出する部分で、殻口の縁が少しくぼんでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年04月16日 00時12分32秒
[磯採集] カテゴリの最新記事
|