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カテゴリ:エビ
以前に和歌山の水深200-250mより採集した
カイロウドウケツ属の一種(Euplectella sp.)。 時々採集できるが、 まだ一度も掲載していなかったので 今回掲載。 このカイロウドウケツだが、 胃腔内には共生エビがいることが 知られている。 それがこちらの ドウケツエビ(Spongicola venusta)。 ペアでいるのが普通。 このときもペアで見つかったが、 採集時には1匹しか生きていなかった。 さてこのカイロウドウケツだが、 たまにしかお持ち帰りしない。 というのも採集直後は 泥などで汚れていることが多く、 そのまま持ち帰ると、 海水が汚れて、 ほかの生体に影響が出るから。 では海水で洗えば…。 まさにその通りなのだが、 その際は低温の海水を 用いなければいけない。 冬から春ならまだいいが それ以外の季節は困ることが多い。 それに深海生体の採集は 時間との勝負なので、 そこまで時間をかけられない。 また個人的に 欲しい生体の優先順位として低い。 (実際これが一番の理由かな(爆))。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年09月19日 18時50分51秒
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