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カテゴリ:海水魚の病気
カスミサクラダイ
(Plectranthias japonicus)。 needling後の写真。 カスミサクラダイの嗜好が 時々変化するので、 キビナゴやオキアミから活きエビに 変えることがある。 今までは活きエビを食べると 再びキビナゴやオキアミを 食べ出していたのだが、 今回は違った。 活きエビを食べて 数日後に体内にガスが 溜まってしまったのだ。 原因として考えているのは 活きエビの種類を変えたこと。 ガス産生菌への腸内細菌叢の変化が あったのかもしれないと思っているが、 今のところ詳細は不明である。 実は以前にも 別の深海魚で同じような経験がある。 そのときも活きエサ変更後だった。 さて今回、ガスが溜まってから しばらく経過を見ていたのだが、 摂餌が出来なくなったので、 非侵襲的に治療を試みることにした。 結果、治療効果なし。 ということでやむを得ず needlingを行った。 飼育開始から2年11か月ほど経過している 大切なカスミサクラダイ。 decompressionが原因ではなく、 needlingがうまくいくかどうかは不明。 今後もし摂餌できるようになれば、 広域抗菌薬投与も一案かもしれないと 思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年02月23日 17時33分46秒
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