2021年8月中旬に行った串本磯採集の回顧録。

採集した海水魚の紹介。

ソウシハギ
（Aluterus scriptus）の幼魚。



枯葉のような見た目が素晴らしい。

内臓には毒があり、食べてはいけないっす。
横紋筋融解を主として、
ミオグロビンによる腎不全、
高カリウム血症による心停止などが
生じる危険があるっす。
また呼吸筋の融解・壊死による
呼吸障害の可能性もある。

とまぁ、こんな感じで
有毒の海水魚として有名である。

でもこの魚に対する個人的な興味は寄生虫。
例えばCaligus polycanthiなど。
retrospectiveに写真を見ると
尾鰭に何か付いている。




マツダイ
（Lobotes surinamensis）の幼魚。



先ほど同様に枯葉みたいな魚。
ブログを始める前に飼育していたなぁ～。
ちょっと懐かしいっす。




アミモンガラ
（Canthidermis maculata）の幼魚。




見つかるときはたいてい何匹もいる。
群れているわけではないけれど、
そこらじゅうにいる感じかな。




オヤビッチャ
（Abudefduf vaigiensis）。



シリテンスズメダイがいないかどうか、
一応採集してチェック。
まぁいないだろうけれど。

つづく。