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2021.08.13
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テーマ:お勧めの本(7270)
カテゴリ:本にまつわる日記




【中古】 春の戴冠(1) 中公文庫/辻邦生【著】 【中古】afb

■なんと、約10年ぶりの投稿です!
いろいろ思うところはありますが、おいおいと──。

■本書で、印象的だった場面を2つほど記しておこう。
ひとつは、ボッティチェリが有名な「春」を描く際に、古典学者である主人公が、
示唆を示唆を与える場面だった。
絵画において、ある種、理念というものがこういう風に込められていく様は、
興味ぶかかった。




■もうひとつ印象的だとすれば、ボッティチェリを主人公としているようでいて、
実際は「フィレンツェ」(本書ではフィオレンツァ」であることで、
ということは、ルネサンス時代に都市国家の寄せ集めだったイタリアの、
社会的、政治的、経済的背景が、メディチ家の盛衰を含めて、
複合的に描かれていることだった。

当然、権力闘争はなまなましく、後半に登場する修道士に先導されていく若者たちの姿は、
なかなか考えさせられる。






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最終更新日  2021.08.13 15:41:06
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