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テーマ:医師による催眠療法(2287)
カテゴリ:がん 催眠療法 ホリスティック医療
「貧乏」というのもメタファー(暗喩)の 一種なのだ。 メタファーとは、比喩の一種でありながら、 比喩であることを明示する形式ではないものを指す。 本田さんの本の中で「なぜ、人はお金に支配されるのか?」 という章がある。 幼稚園の体験が載っている。 幼稚園児の一人に「クリスマスプレゼント、何をもらうの?」 と聞いてみると、「何ももらわない」という返事あった。 「どうしてなの?」と尋ねると、「だって、うち、貧乏だから」 と答えた。 6歳の男の子に「貧乏」の意味をしっているか、と聞いた所、 その子は、この言葉の意味を知らなかった。 「それじゃ、どこでその言葉を習ったの?」 男の子は「うちは貧乏だから、サンタさんは来ない」 と母親に言われたそうです。 この例をあげて、著者は「私たちは、いつの間にか、 両親から「お金がない」と信じるように仕向けられて いるのです」と書いている。 私たちの多くは、「お金がない」という暗示を 両親から何度も聞かされていることが殆どだ。 だって、お金が十分にあると思って生活している 親は限られている。 大嶋信頼さんの小説「催眠ガール」でも 主人公の夏目ちゃんは母親から「あんたにどんだけ お金がかかっているのかわかってんの!」と事 あるごとに言われている。 「お金の無駄にかかる子!」この様に暗示され続けて いた。 (ちなみに、催眠に関心のある人でしたら楽しめる 本です) 小さい頃に「うちは貧乏だ!お金がない!」と親 から言われると、しっかりと潜在意識の中に貧乏 をいう言葉が埋め込まれるのです。 これが、実は催眠ととても関係あるのです。 小さい頃に埋め込まれた、貧乏という記憶は 後々までしっかり潜在意識に記憶されていて、 何かにつけ、「自分は貧乏なんだ。お金を稼いで はいけない」という暗示が自然と湧き上がって くるのです。 そこで、お金を貰う事に対して、貧乏な自分に とっては、罪悪感として感じるのです。 これを解きほぐすのも催眠療法の一つなのです。 メルマガ読者登録は
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