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2006年02月03日
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テーマ:ニュース(100070)
カテゴリ:国内政治
 2006年 1月 27日 衆議院 議員運営委員会にて

「国会議員の生活は配偶者も含めて極めて厳しい」by自民 鈴木恒夫

与党側は、国会議員は国の為に自己を犠牲にすることも多々あり年金支給は
やむをえないという立場にたち、議員年金廃止にストップをかけ始めた。

これに対し民主:笠浩史は「老後のことを心配して政治家になる人が、果たして
この国を引っ張っていくことが出来るのかと、国民は見ている訳です」と発言。


正直、かっこいいことは言えるだろうが、老後の心配はするだろうよ
大体、国の為に身を粉にして働いた国会議員なるものが、待遇が粗末では
それこそ、国家とはなんぞや? 公僕とは単なる使い捨てか?
ということに他ならないではないか、国民が問題としているのは、そんな精神論ではない
現在、ザクザク出てくる、議員の国家私物化、これが不信感の増大につながり
とにかく、国会議員や公僕を敵視しはじめてしまったのだ。

つまり結果責任なのさ、結果が伴わず、貰うものだけ貰ってたら、そりゃ頭にくる。

そこを突っ込んで欲しいわけだ、野党には。


「与党案」・・・選択制で受給権を残す。
「野党案」・・・議員年金完全撤廃。


民主:河村たかしは、議員も国民と同じ年金で統一すればいいと主張し続けている。
国民と同じように国民年金だけで良いはずだとしている。

これに対し自民:宮路和明のように、OBの生活の安定という面から見ても、
撤廃案は許しがたいものだと思うという意見も出ている。

1月31日、法案は与党圧倒的多数により衆院可決・・・

果たして、この法案は本当に「議員年金廃止法案」なのだろうか。

年金廃止を前提に進めてきたはずの法案だが、在職10年以上の現職議員に受給権を
認めたため、給付終了まで40~50年はかかる可能性が高い。

では、ここで虚飾のような与党法案「議員年金廃止法案」を見ていく。


  在職10年以上の現職議員
・納付総額の80%を返還  または ・現行制度より15%削減し年金支給

  10年未満の現職議員
・納付総額の80%を返還

  OBへの給付
・4~10%削減し継続


以上が与党案骨子。


パターン1の在職10年の場合「何年で受給額が返還金を上回るか?」を見てみよう。

在職年数10年 返還金988万8000円 受給年額350万2000円

つまり3年目にして返還金を受給金が上回る、わずか3年で上回るなら誰だって
受給するほうを選ぶだろう、二つの選択肢から選ばせるなんて滑稽コッコー。

議員は昭和60年までは年金に入れなかった事実がある、61年から
年金制度(国民年金、共済年金、厚生年金)に、すべての国民は入れるとなり、
議員も例外ではないはずだ。

確かに月額10万5000円を議員年金積み立てとして給与から差し引かれているが
無役の議員で月額137万5000円の給与、これにボーナスにあたる期末手当てが
718万円、これだけでざっと年収2400万円。

これにプラスして、文書交通費という名目で、毎月100万円が追加支給。
また、これとは別に、議員にはJR各社や航空会社の特殊乗車券(航空券)なども
提供されている上に、公務出張の場合は別途実費の交通費等が支給されるのだ。


これは現在である、以前から考えれば右肩上がり、年金積み立て金も折込み済みで
給与(国民の税金)は増す増す支払われていると考えてよいだろう。

小泉首相は明快に完全廃止を明言したはずだが、なぜこのような骨抜きな案になったのか。

お得意の抵抗勢力と名をつければ、完全廃止できただろうに。

議員や官僚をはじめとする公務員というものは、国家国民のために働く者
だからこそ、年金というよりは恩給として老後の安心を与え、慰労の意味も込めて
ご苦労さんという気持ちの入った税金が彼らに使われるのだと思う。

しかし、国民年金への不信、社保庁や厚生省のジャブジャブ豪華三昧
議員の不祥事、金との癒着、こういった不信感が、ある意味議員年金という標的に
向かったのであり、また議員連中も廃案に前回選挙のとき賛成していたではないか。

私は基本的に国家中枢を司る彼らにはプロの仕事をして欲しいから、そのためには
給与や待遇も色をつけることに異論は無い。


プロの仕事をしてくれればである、してないと思われたら、ザクザク切られて当たり前。

例えば自民党には、その辺の仕事と違うのだから議員年金は当然と言う人もいたし
議員は苦しいから、もらえなければ生きていけないと言う人もいた。

それは、国民も一緒、国民だって苦しいのだ。

なぜはっきり「議員年金改正法案」と言わないのだろう、廃止なのは4月以降の
掛け金支払いであって、貰うのは廃止にはならないではないか
言葉のマジック、虚飾でしかない、このような法案を、よくもまあ通せるものだ。


議員年金は現職議員に関しては全廃、今まで積み立てた分の分割返還を
行い、まっさらな状態に戻す、OBが問題なのだが、在職期間によって査定を
変える必要はあろうが、基本的に議員高額番付上位の人に年金を支払う必要はない。

いま、議員年金に変え、退職金制度などという世界に例を見ない悪法まで
作ろうとしている与党、つぶせるのは同じ与党内の有志しかいないのだから
しっかり動向を見守っていきたい。



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年金大崩壊

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 一 夢 庵 風 流 日 記





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最終更新日  2006年02月03日 20時01分06秒
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