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テーマ:私のPC生活(7408)
カテゴリ:PC・通信・IT関係
ドコモ、「実質0円」廃止…総務省の要請受け
NTTドコモは2月1日から、スマートフォン端末などの「実質0円」販売をやめる。 月々の通信料金の割引額を減らすなど、実質的に販売価格を引き上げる。総務省の是正要請を受け入れる。携帯大手は他社からの乗り換え利用者を獲得するため、多額のキャッシュバックや通信料金の割引で端末代を実質0円にすることが多く、長期利用者は不利益になっていた。 --- 私は昨年末に携帯(ガラケー)を機種変更しましたが、その端末価格は0円ではなく、実質9000円くらいでした。機種変更時の支払い価格は3万円くらいでしたが、その分月々の通話料が割引になる分を差し引いた実質額です。ガラケーは通話料が安いだけに、実質タダにはできないのでしょう。私はドコモに契約してからかれこれ16年間、ケータイは4代目です。通話料は安いとはいえ、それなりの額をドコモに貢いできたと思います。そういう長期利用者から吸い上げた利益を原資にして、端末0円という新規契約者拡大策を取ってきたわけです。 ちなみに、私自身は3年前の初代iPad miniをいまも使っています。それをネットに接続するモバイルルータは昨年新しいものに変えましたが。初代iPad miniは、確か当時36800円(32GBモデル)、最初のモバイルルータはヤフオクで中古14000円(予備バッテリーと送料とあわせて17000円くらい)、2台目のモバイルルータが、2万円くらいでした。今回のガラケーが9000円ですから、合計すると3年間で8万円余りを機器の購入費に当てた計算になります。一方、通信費のほうは、ガラケーが1600円あまりとモバイルルータがMVNOで975円。合計月2500円です。(機種更新後、ケータイ補償サービスに加入しなおしたので、少し上がるかも)3年間の通話料合計は9万円くらいです。機器の費用と合計しても17万円です。しかも、私はiPad miniを使っていますが、これをアンドロイドのスマホかSIM内蔵タブレットにすれば(相棒はSIM内蔵タブレットにした)端末の値段も3万円くらいに収まりますから、通信費総額は12万円くらい、ということになります。端末0円で月々の通信費が6000円だったとしても、3年間では21万6千円ですから、どちらのほうが高くつくかは一目瞭然です。 というわけで、明らかにお金がかかっているはずの端末をタダにして客を釣り、通信費で回収するビジネスモデルを止めるのは、よいことだと私は思います。ただ、通信費の値下げと0円端末中止は同時じゃないのでしょうか。月額で1000円くらい引き下げるプランを導入すると報道されていますが、実施は春からだと。つまり、値上げと値下げは同時じゃないんだ。先に値上げして、後から値下げするんだ。ふーーーん、と思います。 まあ、私自身に関しては、ネット接続に関してはすでにMVNO(IIJ mio)にに契約しているし、ドコモの通話料は最低料金なので、おそらく値下げの恩恵はないと思われるので、実害はないですけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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