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カテゴリ:オリンピック招致問題
東京五輪「中止」正式決定へ“秒読み”…デッドラインは2月の組織委・IOCの進捗確認
<とっとと中止を決定して感染症対策に全力を尽くすべき>――。共同通信が9、10日に行った世論調査で、今夏の東京五輪について「再延期」「中止」が計約80%となり、SNSではこんな声が上がっている。政府が首都圏を対象に緊急事態宣言を発令、新型コロナの変異種発生もあり、大会組織委員会内部も一気に緊張感が高まっている。 ある組織委関係者は、「基本的に一般職員は粛々と作業を進めていますが、感染拡大を受け『幹部クラスで“中止”が話し合われているのかも……』と疑心暗鬼になっています」と打ち明ける。 というのも、中止決定の「デッドライン」が迫ってきているからだ。2月中旬にも決まるかもしれない。組織委とIOCが2月、準備状況を確認するプロジェクトレビューを行う予定。3月25日には聖火リレーがスタートするだけに、「沿道の警備やコロナ対策など、もろもろの準備作業は大変。中止するならプロジェクトレビューがある2月がギリギリのタイミング」(前出の関係者)というのだ。 「3月いっぱいで組織委との契約が切れる職員も多い。彼らは五輪をやるなら契約継続ですが、中止なら次の就職先を探さないといけません。『決めるなら早く』と焦っている職員が多いのです。そもそも、今年の3月で満了となる契約自体が不自然でした。開催するなら、普通は大会終了後の9月まででしょう。以前から、『中止が視野に入っているんだろうな……』という声が上がっていました」(同) --- タブロイド紙の書くことではありますが、現状オリンピックが開催できるとはとても思えないことは歴然としています。聖火リレー、各競技の予選(とりわけ国際試合)、選手団の派遣、観客の渡航や会場への入場、どれをとっても無理だろうと思わざるを得ません。 しかし、こうしてみると昨年オリンピックを中止せず延期にした安倍前首相の判断にも大いに問題がありました。オリンピックを招致した時には、まさかあらかじめ感染症で開催できなくなるとを想定はしなかったでしょうが※、去年の延期決定の際は違います。 ※もっとも、感染症の世界的流行というのは予想もつかなかったけれど、何らかの自然災害でオリンピックが開催不能になる可能性はあると思っていましたし、そう考えた人は少なくないのではないでしょうか。311という経験もありましたから。 新型コロナウイルス感染症がそんなにやすやすと終息するか、ということを冷静に分析すれば(冷静に分析しなければならなかった状況のはずです)、1年延期したって結局は開催できない可能性が相当高いことは容易に推測できたはずです。にもかかわらず延期して、結局やっぱり開催できない可能性が高そうです。それによって、昨年中止決定しているよりもさらに余計な費用と手間が発生します。 去年の祝日は、オリンピックの開会式に合わせて移動されていました。結局オリンピックは延期になったので、結果として無意味に祝日を移動しただけだに終わりました。そして、私も最近まで気が付いていなかったのですが、懲りもせず今年も祝日の移動をしていたのですね。 2021年の祝日移動について それも、決まった(法案の可決成立)のが昨年11月19日、なので多くのカレンダーがこの祝日変更を反映していません。我が家も、昨年末に買ったカレンダーがみんな反映していない。それでオリンピックが中止になれば、意味のない休日移動を2年連続でやった、ということになります。 まったく余計なことばっかりしやがって、と思います。 こういう、まったく下らない手間と費用を浪費させるためだけにオリンピックを延期した、結果としてはそういうことになります。オリンピックの都合をすべてに優先しようとするから、こういうことになる。オリンピックのために国があるわけじゃないのに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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