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テーマ:政治について(19800)
カテゴリ:政治
安倍晋三元首相「私たち日本はウクライナ国民とともにある」ゼレンスキー大統領演説受け支援訴え
自民党の安倍晋三元首相は24日、安倍派の会合冒頭でウクライナのゼレンスキー大統領のオンライン国会演説について「改めて私たち日本はウクライナ国民とともにある。武力による侵略、武力による一方的な現状変更の試みは断固として許さないという決意をするとともに表明したい」と述べた。 ゼレンスキー大統領とは2019年に夫妻で来日した際に首脳会談を行い、ポロシェンコ前大統領とは5度の首脳会談を行ったとした安倍氏は「他人ごとではございません。しっかりとウクライナを支援していくことで、こうした蛮行は許さないということを示しながら新たな国際秩序を確固たるものにしていきたい」と語った。 --- 八丈島の鳥写真は次回にして、この記事です。 「ポロシェンコ前大統領とは5度の首脳会談を行った」そうですが、以前の記事でも書きましたが、プーチンとはその5倍の27回も階段を行っているわけです。 しかも、その当時のプーチンが今と違う振る舞いをしていたわけではありません。安倍とプーチンの会談は2013年から始まっていますが、翌2014年にはロシアはクリミア半島に攻め込んでこれをウクライナから強奪し、更に東部に実質的なロシアの傀儡政権をでっち上げて「独立」を宣言させるという蛮行を行っています。日本も国連決議においてはロシア非難決議に賛成しています。 それなのに、それ以降も安倍はプーチンとの会談を繰り返しています。それが積もり積もって27回。会談だけならともかく、そこには200億円の経済支援という手土産までついたわけです。※ ※ロシアへの経済支援は民間投資も含めて3000億円という巨費が約束されていました。ただ、そのすべてが公費だったわけではなく、北方領土問題の頓挫と安倍の退陣によってその大半は約束だけに終わったものと思われます。が、少なくとも200億円は公費から実際に支払われています。 北方領土問題を解決するためというのが言い分ですが、結局解決しなかったことは言うまでもありません。それも、安倍が四島返還から二島返還に舵を切った(これ自体は、それ以外に解決の策などあろうはずもない、英断だったと思いますが)けれど何ら進展がなかった時点で、誰がどう見たって無理筋なのは明らかでした。それでもまだ、悪あがきのごとく会談を重ねたわけです。 安倍は、自分が他人を攻撃するとき(民主党政権に対する批判)は「政治は結果だ」と叫んでおきながら、自分自身は結果責任を一切認めない。落ち度も非も認めない、とにかく無謬の人なわけです。 それで、今度は「私たち日本はウクライナ国民とともにある」とは、面の皮が厚いにもほどがある。安倍よ、プーチン政権がクリミア侵攻という暴挙を繰り広げた後もなお、「シンゾー・ウラジミール」などと言っていたあなたのどこが「ウクライナ国民とともにあ」ったのだ? こういうことを言うなら、せめてプーチンと会談を重ねたことについて一言はあるべきだし、それもしたくないなら、百歩譲って、何も言わずに黙っていろよ、と思います。 そして、この期に及んでなお、そんな安倍を持ち上げ続ける安倍応援団、ネトウヨ連中のバカさ加減にもあきれ果てるばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.03.30 18:00:06
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