5358504 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

inti-solのブログ

inti-solのブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

日記/記事の投稿

コメント新着

inti-sol@ Re[1]:日本保守党の機関紙になった夕刊フジ(04/10) New! Bill McCrearyさん 僅差の4位は笑えます…
inti-sol@ Re[1]:今日は元気だお酒がうまい(04/29) New! maki5417さん 元々、補選は衆院選、参院…
Bill McCreary@ Re:日本保守党の機関紙になった夕刊フジ(04/10) 追コメント申し訳ございません。 個人的…
Bill McCreary@ Re:日本保守党の機関紙になった夕刊フジ(04/10) すでにご確認しているかもですが、こちら…

カテゴリ

2024.04.10
XML
カテゴリ:政治
日本保守党の街宣へ〝難クセ〟東京15区補選、他党が求める「調整」行えば…憲法が保障「政治活動の自由」制限につながる恐れ
「選挙」というものを初めて異なる立場で経験しようとしている。これまで、一有権者でしかなかった筆者が、いまは政治団体「日本保守党」執行部の一員として、候補者擁立の準備にあたっているためだ。
そのなかで奇妙なことが、たびたび起こる。直近では、他陣営から奇妙なクレームを受けたことだ。
日本保守党は連日、東京都江東区内で街宣活動をしている。
街宣スケジュールは前夜のX投稿で告知される。ありがたいことに聴衆の多さでは日本保守党が群を抜いている。
最近、その街宣中に「他党」の地方議員という方がやってきて、「朝の辻立ちの場所について事前調整が必要だ。至急連絡を」と言ってきたという。
これには違和感がある。
まず憲法が保障する「政治活動の自由」という観点で言えば、各種法令に反しない限り、私たちが街頭で政治的主張を訴えることは文字通り自由である。民主主義の根幹とも言うべき、政治活動の制限には警察でさえ極めて慎重だ。
余談だが、昨年11月の大阪・梅田での街宣の際、想定をはるかに超える数千人規模の聴衆が集まって街宣中断を余儀なくされたことがあった。このときでさえ、大阪府警・曽根崎警察署のご担当は繰り返し、「私たちは『政治活動の自由』を侵す意図はありません」と言っていた。
とはいえ、やはり常識や周囲への配慮は必要で、付近の商店や施設への事前のごあいさつなどは行っている。
何より私たちは前日に「明日の街宣スケジュール」を決めて、Xで告知している。
これまで他陣営とかち合ったこともあるが、現場でそれなりに譲り合い折り合ってきた。
翌日の天候はじめ諸条件を勘案して決める、これ自体、戦略と絡む作業だ。その決定の際に「他党との調整」という要素が必須として加わることはやはり避けたい。「調整」というと聞こえはいいが、そこに威圧的ニュアンスが加われば「制限」につながる恐れがあるからだ。(以下略)

---

衆院補選に候補者擁立を表明している政治団体の「事務総長」という役職についている人物が新聞紙上でコラムを持ち、その選挙運動に事を書いている時点で、夕刊フジは、「自由新報」「公明新聞」「赤旗」などと同様、日本保守党の政党機関紙になったとみなしてよいのでしょう。
まあ、別にそうなることが必ずしも悪いとは思いません。奥歯にものが挟まったような物言いで「不偏不党」「中立」をうたう他の大手マスコミより、旗幟鮮明で分かりやすいです。ただし、その、鮮明になった旗幟には、欠片ほども賛同する気はありませんが。

さて、有本は、他党との街宣の「調整」がいたくお気に召さないご様子です。しかし、「街頭で政治的主張を訴えることは文字通り自由である」のはまったくもってそのとおりながら、その自由は日本保守党だけの専有物ではなく、どの政党も有しているものだ、という基本的な事実を失念してはいませんか?と思わざるを得ません。日本保守党が街頭演説をどこでやるのも自由というなら、その1メートル隣で別の党が街頭演説をするのも自由、ってことになりますけど、それでいんですかね?
想像するに、そういう事態を避けるためにこそ「調整を」って他党が言っているんだと思うんですけどね。
前日にXで告知しているって、そういう早い者勝ちを言い出せば、では2日前に告知する、いや立候補届け出と同時に告知する他党がいたらどうします?

ということを思ってしまいました。

そして、もう一つ。街宣の聴衆の多さは日本保守党が群を抜いていると自画自賛していますが、過去の実例から考えると、街宣の聴衆の数と選挙での得票数はあまり関係ありません。
2014年の都知事選に、細川元首相が脱原発を掲げて、小泉元首相の支援を受けて立候補したことがあります(ちなみに、私はこのとき細川候補に入れるかどうかさんざん悩んだ挙句、最終的には宇都宮候補に投票しましたが)。当時、小泉人気はいまだ健在で、細川候補はどこで街頭演説しても、聴衆の数はとても多く、自公推薦の舛添要一を圧倒していたと報じられていました。街宣の聴衆の数で当落が決まるなら、細川圧勝でしたが、現実の選挙では細川氏は舛添氏に負け、宇都宮氏にも負けて3位の得票数に終わりました。

また、2016年の参院選に立候補した三宅洋平氏は選挙運動を「選挙フェス」と呼んで連日の街宣に大量の聴衆を呼ぶことに成功しました。この時の「選挙フェス」はわたしも記事を書いたことがあります。
聴衆の数はものすごく多かったですが、この時の三宅候補の得票率は4.1%、定数6の東京選挙区で9番目の得票で落選しています。

実際のところ、自民党に愛想を尽かした票のうち、右派票の一部が日本保守党に流れることはあり得るでしょうから、比例区なら1議席程度獲得はあり得ます。前述の三宅氏の場合でも、その得票率が参院比例区であれば議席獲得していたはずですし、NHK党だの参政党だのが議席を取れたんだから、日本保守党が同じことになる可能性はあるでしょう。
しかし、小選挙区で議席を取ることはない、したがって、今回の補選で日本保守党が勝つこともない。これは間違いありません。
ま、今回私は補選のどの選挙区の有権者でもないので、基本的には傍観することしかできませんけどね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.04.10 19:00:08
コメント(9) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.