1064853 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

『犬の鼻先におなら』

『犬の鼻先におなら』

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

千鳥道行

千鳥道行

カレンダー

カテゴリ

お気に入りブログ

ご無沙汰です 須藤真澄さん

おせんの江戸日誌 鯉口のおせんさん
スポクラ依存症の映… gymjankieさん
アンティークな琥珀堂 マダム・ゴージャスさん

コメント新着

 植園版@ なにいってんだおめぇ オッッッッッッッスァン、粗末なえのきし…
 JamesDup@ BLADENET Free Download game hacked MAGIX Best Service Engine UNLOCKED v2.1…
 ひろこ@ Re:池田晶子・陸田真志『死と生きる 獄中哲学対話』を読む。その一(08/20) 殺人犯と言う犯罪は、特別な人間が犯す犯…
 山川豊@ Re:パウロ・コエーリョ『ベロニカは死ぬことにした』を読んだ(08/29) 筆者さんは他人の目や社会通念を一切考え…
 http://buycialisonla.com/@ Re:谷岡ヤスジ『谷岡ヤスジ傑作選 天才の証明』を読む(05/04) cialis cheap pricescialis and grapfruit…

フリーページ

ニューストピックス

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2011年10月02日
XML
「はやぶさ2」は民主の妨害で終了。テレビは一切報道せず。世界三大眼鏡映画。21世紀の忠臣蔵。

 先ず、最初に。
 「はやぶさ2」は政府民主党の大幅削減で予算60%カット。現状では事実上計画の完遂は無理なようです。「はやぶさ」プロジェクトマネージャの川口淳一郎氏はブログで存続を願うコメントを発表されたそうです(Yahooニュース参照headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111212-00000088-it_nlab-inet)。
 当然ながら、日本のテレビはこの件に関して一切の報道をしません。あれ程、持て囃しながらです(なんて醜悪な奴等)。多くの日本国民がこの事実を知って騒ぎ出せば、民主党は(あの馬鹿の一つ覚えの)「政治主導」とやらで、予算を復活させなければならなくなるからでしょう。
 簡単に韓国には通貨スワップで5兆円!もの経済支援するのに。既に何匹もいるパンダ(正確には中国共産党)にはホイホイ億単位の金を出すのに。
 なんとしても彼らは、日本の先端(当に世界の最先端)技術の継承を、叩き潰したいのでしょうね(韓日、中日友好の為ですかね)。

 後は書くべき重要な事はないですねぇ(笑)。
 では一寸、観た映画の話でも。

 全く、意外な気がしました。感動しました。感動するとは思ってもみなかった。
 一寸した気晴らしのつもりだったのですが、涙腺が緩んでしまいました(細かいエピソードまで知っているのにね)。

 と言っても、これは「映画としての感動」じゃないですね。パソコンで観た自分の感動の追体験。
 実際、うるっと来たのは、どの俳優さんの演技でもなく、ロケットの発射シーン(本物)と大気圏突入シーンでした。

 日本人の心の琴線に触れる話なのでしょう(本作品を含めて、3作品も製作されました)。これは「21世紀の忠臣蔵」のようなものじゃないでしょうか(毎年やっても良いかも(笑)。

 だから、映画の出来とは違うのです。

 映画の出来は。
 俳優さん達の演技は、真摯な感じがして良かったのですが(尤も、これもモデルとなった人達が素晴らしかったからかも知れない)、ただ、竹内結子さん演じる主人公だけは、人物像を造りすぎの感あり(この人だけモデルになった人がいないや)。理系の人特有の、所謂“おたく”ぶりを出したかったのでしょうが、一寸やりすぎなんじゃないでしょうか(『トリック』の監督の人だからなぁ)。

 そういえば、実在の人物に即して作られている為、やたら登場人物に眼鏡を掛けている人が多かったです(パンフによれば3人に一人)。撮影現場には眼鏡洗浄機が置かれていたそうです。
 
 他、謎の「特定商品のアップシーン」が多発するのは何故?(笑)。某栄養ドリンクがやたら出まくりですし、「焼肉ニューモラン×ン」もボンッと出ます。これ、本当にJAXAの人達がお気に入りだったなんていうエピソードがあったんでしょうか(そんな事、誰もどこにも書いていないようですが)。
 ギョーカイ人お気に入りの“ステルスマーケティング”って奴ですか?(急に興を削がれました)


 想像していなかった事。
 「はやぶさ」は長期間に亘るプロジェクトだと言う事は知っていましたが、こう長期間になると、櫛の歯が欠けるように、ポロリポロリとスタッフが消えていくんですね。お葬式のシーンがありました(考えてみれば当たり前の事なんですが、想像していませんでした。しんみり)。

 欠けていく人は他にも、渡り職人(?)のような、外部からの「招聘研究員」という不安定な身分の方もいました。正直、びっくり。日本の研究者の冷遇されぶりは耳にしていたのですが、「はやぶさ」のような世界に誇って良い研究の場でも酷いんですね。こりゃ、みんな米国へ行くわけだ(もっと冷遇振りに拍車を掛ければ韓国、中国にも人材が流れるという訳ですね。成る程)。

 いくら精魂を傾けてもその成果を目にする事なく、研究から離れなければならない人達。最初からそうだと知っていつつ研究に没頭する人達。高嶋政宏氏が演じていた招聘研究員の「それが嫌なら辞めなさい」っていう台詞は、現実に即しているだけに凄い。

 この人物が最初に登場するのは「はやぶさ」に搭載するカメラに関して議論をするシーンで、この人物の熱血漢ぶりが印象付けられるのですが、その議論の内容が、“貧しい”日本ならではのもの。アメリカならドカンとデカイのを打ち上げ、カメラも数台積み込むのですが、日本だとそうは行かない。小さなカメラでなんでもかんでもこなさねばならぬ訳で、それを巡って大激論。

 実話だけに、憂鬱になるシークエンスが結構あります。
 日本は本当に“貧しい”国なんだなぁ(というより、意図的に貧しくしている訳ですが)。

 そういえば、この人物、魚を食べる時、奇癖を有するのですが、パンフによれば、モデルとなった人に、そんな癖はないそうです(私は、研究員故の何か理由があるのか、と思っちゃいましたよ。化け学屋さんの場合、時々、コーヒーを混ぜた後、スプーンを無意識にカップの縁に接触させて、滴を中に入れる人がいますね。あれは実験時の作法が習慣化しているからです)。

 最後に。
 途中、パソコンで「はやぶさ」計画の進行を見守る市井の人々のシークエンスが挿入されるのですが、あれが最初煩わしかった。何でこんなものを、と思っていたら、最後で納得。長期間に亘る遠大なプロジェクトなので、その単に見守っている人々も「あぁ人生、泣き笑い」の年月が過ぎていたのです。結婚していたり、老けてたりね。で、その事が、いかに長期に亘っているとんでもない計画であったか、という事を実感させました(私も一人前に一年に一つは年を取りました。しみじみ(^-^)。

 しかし、外国人は疑問に思うだろうな、人々が大気圏突入を見守るシーンで。
 「なんで、パソコンなんだ?なんでテレビじゃないんだ?」

 テレビ中継がなかったんですよね。この事はハッキリ記憶しておくべきです。有志の方が何人か、中継をお願いしたのに、一局もなかった。
 その後あわてて、あたかも何かを隠蔽する為のアリバイ作りのように、各テレビ局はあちこちで「はやぶさ」特集を組みまくりましたが、しかし、中継し

た局は一局もなかった。高い視聴率がただカメラを据えるだけで取れたのに、何故かしなかった。
 そして、「はやぶさ2」の予算削減を報じるテレビ局もやはりまた、一局もないのです。

 私は「やぶさカプセル帰還」の報を聞いた、コメンテーター?鳥越俊太郎の発言を覚えてます。憎憎しげな表情でこの男は言ったのです「そんな遠いところに行って、地球の砂と同じだったらどうすんの」(「こいつ、スゲー馬鹿」と思ったね。この私にそう思われるのは本当に凄い馬鹿です。もし地球の砂と同じだったら、それこそ一大事件だろうが。)。
 よっぽど、不愉快だったんだろうね。「はやぶさ」の成功が。
 こういう奴が日本のテレビ局にはゴロゴロいるのでしょう。
 (因みに、私は、世界のどの国であろうと、科学史上の快挙がなされれば、その事自体を喜びますね。まともな人格の人は世界中どこの人でもそうだと思います。)


 で、この文章の先頭に戻る。

「はやぶさ2」は政府民主党の大幅削減で予算60%カット。現状では事実上計画の完遂は無理なようです。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年12月30日 08時24分10秒
コメント(0) | コメントを書く
[φ(..;)来た見た書いた] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.