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テーマ:食べ物について(3)
カテゴリ:養生法
梅雨空から一転好天気。 気温も上がりそうですね。
この時期、いつも思うのはスポーツドリンクの害。 身体に良いと思ってませんか?
500ミリリットルに換算すると33.5gの糖分が含まれていることになります。 角砂糖1個を約3gとすると、500mlのペットボトル1本に角砂糖11個も入っていることになります。大きなスプーンだと6~7杯にもなります。酢豚にだってこんなに砂糖を使わないはずです。 このように見ると、実はとんでもなく濃い砂糖水であると思いませんでしょうか? では、こんなに大量の砂糖が入っているのに、なぜそんなに甘いと感じずに、すんなりと飲むことができるのでしょうか。 砂糖は脳の栄養などと、まことしやかに言われていますが、生理学でも急激な血中の糖分上昇に伴って大量のホルモンが分泌され、リバウンドのように低血糖になると科学的に証明しています。 血糖の急激な上下動は、身体の恒常性(ホメオスタシス)を狂わせるだけでなく、イライラ・切れやすい・落ち着きがないなどの精神状態にまでその影響が及ぶと警告している研究も存在しています。東洋医学からの見地も同じです。 では、100%果汁なら、蜂蜜なら、黒糖なら良いのかというと、答えは同じです。 東洋医学は「気」の医学なので、味は「気」の動きや働きに影響を与えます。 したがって特定の味のものが過剰になると、大きく気が一方に偏り、やはり害があると考えるのです。 次回に続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年06月29日 15時58分25秒
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