不動産投資家として何が一番辛いって、何と言っても「物件を買えない」ことでしょう。
私自身も、直近の2年間は「8戦(実際に購入の意思を申し入れた数で、買いたいと思った物件はもっと多いのです)して3勝5敗」、自分でもちょっとビックリするほどの体たらくな状況です。
皆さんの中にも私ほどではないにしろ、似たような状況の方が多いのではないでしょうか?
因みに私の場合、この状況は「買う物件が無い」と言うことが原因ではなく、購入決定までのスピードが追いつけないことで生じているのです。
前回でも少し触れましたが、「買うべき物件」には法人やファンド絡み(ファンドの仕入れ)の買い圧力が強過ぎて、それまでのように「指値」を入れたり「ローン特約」を条件としていたのでは、時間的にも条件的にも全く勝負にならないのです。
(一般)法人が様々な理由から余剰資金の現物化≒安定資産に変えようとする考えは理解できますし、内容が良く、しかも余剰資金を多く持つ法人に融資を出そうとする金融機関の思惑にも頷けます。
しかし、(私としては)ファンド、それも不特法:不動産特定共同事業に基づいたファンドのあまりにエスカレートし過ぎた買い方には疑問を感じるとともに懸念を持っています。
このことに付いては以前も書きましたが、REITクラスの規模ならともかくとして、不特法スキームの規模では運営経費の最適化が難しく、安定した高配当を続けるなんて絵に描いた餅の様に思えてなりません。
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とは言え、これから先も不動産(収益)の小口化、金融商品化が益々進んでいくと思われるので、私たち「通販大家さん」も準備には入っています。
しかし、もっと「通販大家さんらしい道があるのでは」とも考えていて、今、その道を精一杯探っているところなのです。
先週も代表の金森と、このことに付いて話し合い、進むべき方向性を共有してきました。
まだ、このブログやメルマガで公開するには、もう少し時間を要しそうですが、会員さんとの勉強会からスタートして行こうと考えています。
コロナの感染状況次第ですが、出来るなら8月か9月頃にリモートではなく実際に集まりお互いに顔を見られる状況で行いたいと考えています。
日時や会場が決まり次第、このブログとLINE公式でお知らせいたします。