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詩誌AVENUE【アヴェニュー】~大通りを歩こう~

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写真詩・イラスト詩・書詩

2017年11月20日
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AVE写真illus.詩N1633 1601-2 No.25



かもちゃん、ダチョウやがなすれば


ニョホホ、とかもめの化け物というほかない、一羽というより一匹というほかない、
かもちゃんが言う。近づく。接近する。
ダチョウに――。ダチョウは、「ああ・・・。」という顔をしていた。
「近頃、どうですか?」という不自然な問いに、ダチョウは「ああ・・・」と思っていた。
寝ぼけているのかもしれなかったし、そもそも、何も考えていないのかもしれない。
顔を近づけると、顔を寄せて、すりすり、してきた。









原画サイズ/特大サイズ

詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月20日 21時55分30秒
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AVE写真illus.詩N1632 1601-2 No.24



どんな瞬間にも名前の出てくることのない、
冬の渇いた景色。
蕭条とした自然の中の誇張した岩と同じように、
悪魔と同じ姿を観た。

非凡で、だらしない、夜の布。
気球乗りたちのポスターズか。
潺湲たる水のほとりに立枯れてゐる蓬の葉。
扁平として、暑熱の靄に透明にでもなったような、蛇の脱け殻。

町は青銅の鏡。
銅色の軌条。
忘れられた天然痘、倦んだ傷口。
僕は蠅のように悶えている。









原画サイズ/特大サイズ

詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月20日 21時15分16秒
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AVE写真illus.詩N1631 1601-2 No.23



ある人はこれを見て、道路の建設かと言った。
ある人はこれを見て、都市モデルかと言った。

ある人はこれを見て、電車でも通るのかと言った。
ある人はこれを見て、変な写真だなと言った。

KAMOME STUDIO「懐疑」









原画サイズ/特大サイズ

詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月20日 20時29分29秒
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AVE写真illus.詩N1630 1601-2 No.22



油絵や水で洗いあげたような水彩画・・・。
センティメントだが――、
シンプルな情緒・・、醇化。
――シンフォニー。投げやりな戲れ、
白昼のシネマトグラフ。
風情ある空気の微動が欲しい・・・。
はりつめたるもののなかに・・・。
パノラマ、心淺き夢――・
クラリネットが鳴って――いる・・。
トロムボーンの音は鳴り――やまぬ・・。
evoke an emotional response....
evoke an emotional response.......









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詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月20日 19時50分22秒
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AVE写真illus.詩N1629 1601-2 No.21



内向的で内気な弱い花だけど、
ふとした拍子に、
人の頭にも無自覚にあったような幻想画ではないか、
という空想に巻き込まれる。
機械的な日常の中では取るに足らないものが、
繩文や弥生土器にみるような長い長い知識の胎内期では、
ひとつの芸術たりえていた。
無限に深いもの、無限に強いものとして。
触感を思う。ある日こうした物を踏んでいたのかとそぞろ思う。
人間を取り巻く植物、家、道具、衣服等々の細かな形態が、
遂に人間の希望を達すること能はずか?









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詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月20日 19時11分38秒
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AVE写真illus.詩N1628 1601-2 No.20



孔雀


芥川龍之介の『孔雀』は、
人が偽鴉と孔雀の区別もつかずに、
乱暴をした経緯を説明し、
さながらテーブルの上の古いランプの灯影。
夢の国は所詮屏風の中にしかなく、
素晴らしい感動も膀胱に覚えた尿意として、
処理される、と。
感情の最後の一点のある静かな気持ちとして、
嬉しいとか悲しいとかという区別を、
みだりに見出そうとするのは、
単調であるがゆえ、だと・・・・・・。
夜は刻々と忘れられたるものの如く静かに更け、
伊良子清白の『孔雀船』のようなものを、
僕に思い出させる――。
武器や装甲車じみた近代詩の前の時代の、
たとえば、
とねりこの葉が落ちたわびしさのような、詩を・・・・・・。 









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詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月20日 17時55分55秒
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AVE写真illus.詩N1627 1601-2 No.19



歴史の擬態。
氾濫する感受性――。

僕等の会話は突然止まり、
ろれつが回らなくなった。

――忌わしい興奮が。
図面を引く。

不思議な瞬間が、
一切の警戒と含羞とポーズを飛び越える。









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詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月20日 16時49分41秒
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AVE写真illus.詩N1626 1601-2 No.18



ある日突然
家が生まれるわけがない

Kamome studio 「家」









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詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月20日 09時49分47秒
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AVE写真illus.詩N1625 1601-2 No.17



馬鹿a「わたしたち、ずっと仲良しよ。」
馬鹿b「ずっと仲良くしようね。」
馬鹿c「みんなのことが大好き!」
馬鹿d「こんな友情、素敵。」
馬鹿e「ずっと昔から、そうであったみたい。」

高校三年生のとき、aがbの彼氏を奪った。
そして、cが妊娠して、高校を退学した。
dは専門学校へ。eは交通事故で帰らぬ人に。

aがcに「bに殺される、bに殺される」と泣きつく。
うるさいので、電話に出なかったら、bがaを殺害した。
cはdにノイローゼになりそうだと言うが、
「そんなのわたしにきくな!」とつっぱねたら、数日後、自殺した。

dはeの墓へと行くと、aとcが「bを殺してやった。
呪いころしてやった。あとはお前だけだ。あとはお前だけだ。」と言う。









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詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月20日 08時00分28秒
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AVE写真illus.詩N1624 1601-2 No.16



ああ、ええわ。あああ・・。
風呂につかるっていうの――。
なんか、疲れが吹き飛ぶわ。
くうう――。ああ・・。
ちょっと、飼い主さん、
メシもろうてるから、いつもは言わんけど、
カメラとかやめてくれる?
わし、見世物とちゃうで。
わし、そんなことされたら、キレるで。
やめてよ、ホンマに。
ああ・・。しかし、ええわ――・・。









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詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月20日 06時46分28秒
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