8221305 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

雀坊の納戸~文鳥動向の備忘録~

雀坊の納戸~文鳥動向の備忘録~

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Free Space

本サイト
文鳥団地の生活


文鳥用品販売/生体/宿泊
文鳥屋

Freepage List

Category

Archives

Headline News

2014年09月18日
XML
カテゴリ:文鳥動向の備忘録
Untitled1.jpg
リオ君はそれでも楽しいらしい
 
 メス文鳥が無精卵を抱卵していて「かわいそう」なので、有精卵が欲しい、という発想は、昔からあるものだが、私はいろいろな誤解を含んでいると思っている。
 技術上の話だけでも、他人から文鳥の有精卵を譲られるのは、かなり難しい。その他人も、何らかの目的で、おそらく有精卵と思われる卵を、抱卵する前に取り分けて、おがくずか何かに入れて保管しなければならず、それも無事に休眠状態でいてくれるのは、一週間くらいではなかろうか。 それと、自分のメス文鳥の抱卵周期を合わせなければ、せっかく有精卵で成長していても、途中で抱卵しなくなる可能性が高い。
 抱卵周期に合わせ、すでに抱卵されている有精卵を入手する場合は、運搬中に適切に保温しなければならず、数時間となれば、転卵なども必要になってくる。簡単ではないのだ。
 
 人間は、妊娠すれば、それが我が子を宿したということで、だいたい十月十日もすれば、誕生するだろうと、予測できる。しかし、文鳥は抱卵しながら、それが我が子を育む行為だとは、たぶん理解していない。なぜって、孵化させたことも育雛経験もないのに、知るわけあるまい?
 巣の中にある卵状の物体を温めるのは、繁殖期の本能で、人間のようにバラ色の未来図を思い描いているわけではないだろう。
 また、育雛自体、厳しいものである。数が多ければ、親鳥はヘトヘトになってしまう。それを、楽しい作業と親鳥は人間のような感覚で認識してはいないだろう。やはり本能に基づいて育てているのであり、したがって、本能に従って、やがて自分のテリトリーから、子供たちを追い払うのだと思う。
 
 何が「かわいそう 」なのか、物の見方は色々なので、こうと決め付けずに、熟考いただきたいところだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014年09月18日 21時48分34秒
コメント(1) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.