あのアラシが、意外にも、ツボ巣の中で眠るような静かな最期を迎えていました。
数日前から、少しおとなしくなり、「夜会」後にカゴ格子ごしに飼い主の指をつつく習慣(「アラシ悪い子」と言って指を見せるとつつく)もしてくれなくなっていましたが、若者ばかりのお昼タイム(水の交換などをしている間の短時間放鳥)にも参加し、飛び回っていました。昨夜も同様。だんだん衰えて、それでも何かやらかそうとして突然死などするのでは、と思っていたので、意外に感じました。
享年7歳8ヶ月、おつかれさまでした。やすらかに。
2013年10月15日生まれ(当日ブログ)、台風の上陸が予想される中で生れたので、アラシ(愛称は「アラピ」)。その名の通り、嵐を呼ぶ元気で不可解な変な子でした。若いころは、怒られないと帰らず苦労させられましたし、年をとってくると、なぜかツボ巣をトイレと思って汚しまくるようになったり、いろいろ印象深い文鳥でした。
現在の若者はアラシの子孫ばかり、嫡流の姉弟ヨッチ・ジュンはアラシの曾孫、今、かわいい盛りのマメタも父モーリの母シルバの父ツイカの母がアラシなので、アラシの玄孫です。子々孫々孫々と、まだしばらくは栄えてくれるものと思います。
・・・問題は、先立たれた夫ヒノ。気が合うのか合わないのか不可解な夫婦でしたが、独特の間合いがあるコンビだったので、1羽になったらどうなるのか想像できません。急に老けこまないように祈りたいです。
↓は6月3日、とても珍しく夫婦で水浴びをしている姿です。