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全て
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| ★円谷プロ
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テーマ:特撮について喋ろう♪(4731)
(第五回) 今週の
第一現場 ・ 謎の遺留品! ●ご存知の方も多いと思うが、偽白バイの犯人は輸送車を止めた 府中刑務所脇まで「シートカバー」を引きずって来た。 その後方に、何ともヘンな物が落ちていた。 ▲こうして見ると、黒っぽい物は 手提げの買い物袋みたいだが 中身は「工具を入れる箱」で ハミ出してるのは「細長い ビニール袋」らしい。 警察は無関係と判断したのか 報道はされていないらしい?? 犯人がシートで引きずって来たものなのか、白バイのどこかに積んであったのか それとも全く無関係の、「路上に落ちていたゴミ」なのか・・? ※(2010年11月補足) その後の調査により、黒い物体はご近所の方が発炎筒 (犯人がダイナマイトに偽装)にかぶせた『柄の取れたちりとり』(笑)であったとほぼ 判明。しかしまだ爆発物の疑いがあるものに近づくとは危険極まりない行為である・・ ★今週の熱い一冊! 「三億円強奪事件-ホシを追いつづけた七年間の捜査メモ 」 (前編) 平塚八兵衛・著 勁文社 (1975年) 「勁文社エコーブックス」の一冊で初版が75年、 かなり入手困難でネットオークションでも数千円、 某・密林では3万8千円の値が付いている(!!) (※ 2010年11月記事補足) 巡査から巡査部長、警部補、警部、警視と無試験 で昇進し、在職中に警察功績賞、功労賞の二つを 受章したのは警察史上、この人だけらしい。 本書はそんな熱血鬼刑事の著書だけあって他の 関連書籍では読めない生の捜査現場の臨場感が 伝わってくる。 「記録の正確さを記すため」と断った上で目撃者で すら実名で書かれ、図やイラストも独特な味がある。 今こそ、なんとか再版して頂きたい一冊だと思う。 つづく
「日本のチベット」で大暴れ? 大怪獣 バラン 製作 =東宝 1958.10.14 白黒 東宝パンスコープ ----------------------- 製作 田中友幸 監督 本多猪四郎 特技監督 円谷英二 脚本 関沢新一 原案 黒沼健 音楽 伊福部昭 出演 野村浩三 園田あゆみ 松尾文人 伊藤久哉 桐野洋雄 千田是也 村上冬樹 平田昭彦 土屋嘉男 田島義文 中島春雄 手塚勝巳 ●私ですら生まれる前の作品で(笑)、タイトル からクレジットにかけて相当古臭い感じがする。 当初はアメリカのTV用に35mmスタンダードで 製作され、日本では画面の上下をトリミングして 横長の「東宝パンスコープ」として公開された。 ポスターはカラーでも東宝最後の白黒作品。 タイトルだけ聞くとB級怪物映画みたいだが、 原案は「空の大怪獣ラドン」の原作のSF作家、 黒沼健で、まだこの時代は怪獣映画が子供 向けというわけでもなく、物珍しさで大人も 映画館へ足を運んだ時代だった。 もっともテレビの普及もあり、2年後にピーク を迎えた映画人口は下降線をたどる・・ ●冒頭のナレーションで舞台が北上川上流にある 「岩屋部落」という山奥の僻地であることが説明 されるが、いきなり 「日本のチベット」と 呼んじゃったりしてる。 い、いいのか? いや、よくは無かったらしく、過去のLDやVHSの ソフトでは他の差別用語も含めてカットなどの 処置がとられた。「部落」もマズいらしい。 ▲着付けをしてもらうバランが何気にカワイイ。 ▲バランはどこにたたんであったのか、ムササビのような羽を広げて一度だけ空を飛ぶ。 バランを婆羅陀魏山神(バラダギサンジン)なる神として崇拝する部落の 人々の描き方がすごい。なんか、ニューギニア奥地の原住民みたいなのだ。 それにしては「床屋に行きたて」みたいな頭をしてるおっさんがいる(笑) ▲主演の野村浩三は「ウルトラQ」の「変身」 で蝶の鱗粉を浴びて「巨人」となった。 「秘境専門俳優」と呼びたい人だ。 本作でも冒頭、偶然にも新種の蝶の研究 員がバランに襲われる。 ▲トカゲ型フォルムのバラン側面は実にカッコよく、同タイプでこれを超えた怪獣は ないと思う。引き締まった足首がポイントだ。背中のトゲはビニールホース、体表 の凸凹は川原の石を型取りした。中の写真はそれを着る怪獣役者、中島春雄氏。 ●それにしてもバランはあまりにもかわいそうだ。 湖から現れて村落を全滅させたが、 「動き回っているうちに民家が潰れただけ」ともいえる し、太平洋に着水、海底でおとなしくしてるのに総攻撃 を受けるし、あげくの果てに上陸した羽田空港では照明 弾に仕込んだ特殊爆弾で哀れな最期を遂げる。 バランよ、「日本のチベット」なんかさっさと見切りをつけ、 本当の「チベット」へでも飛んでいけばよかったのに。 そうすれば平穏に余生を過ごせたかも・・? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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