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​​ドップラーシフト電波方向探査実験
(
doppler shift radio direction finder)​

HF帯(0.5~15MHz)の電波方向探査の様子をyoutubeにて公開中。下記URL、または画像クリックでご覧ください。

​​カテゴリー別、ショートカット インデックス
​​電波方向探査​​ --- 
​     (1) ドップラー電波方向探査とは

​     (2) 方探本体部の回路構成
​     (3) 方探アンテナ部の設計
​     (4) アンテナ切り替え部
​     (5) 受信機部と全体結線
​​
​     (6) RDF方探動画「番外編」​​

TA7358AP​ ---
​     (1) 初段のゲインコントロール
​     (2) キャリアサプレッション対策
​     (3) 2mPLLシンセサイザー前編
​     (4) 2mPLLシンセサイザー後編
​     (5) 10MHzD.C受信回路
​     (6) 位相変調回路

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2017.11.05
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カテゴリ:工房的TA7358AP

古い実験メモを読み返していましたら、またまたFMラジオ用とはかけ離れた使い方をしている資料を掘り出しました。
「ハムバンド144MHz帯用 10kHzセパレーションPLLシンセサイザー」です。



80年代ハムにとって、2mバンドを200チャンネルフルカバーするという「今では当たり前」なことがある種の憧れでもありました・・・(遠い目)'_`
左記のブロック図がヘテロダイン式PLLの基本的な構成ですが、TA7358APで上側の高周波部分を、下側のPLL IC 部分はMC145163で処理しています。
小さなラジオ用ICに100MHz以上のアナログ部分の殆どを任せてしまいましたが、シンプルさが幸いしたか素直に動作していました。



記事末尾に回路図を置きました。​回路図​をクリック願います(950X480ピクセルに拡大します)
見やすさ優先で描いていますので、本来は最短距離で接続しなくてはならない箇所も多くあります・・
ヘテロダイン用クリスタルを送信・受信別々に用意し、ダイオードスイッチで切り替えることにより144MHz帯の送信用信号と、その-10.7MHzの受信局発信号を一つのVCO回路から得ています。
一見面倒なようですが、MC145163のパラレル設定端子を小細工して-10.7MHzを得るよりは解かりやすくて楽かと思い、この方式にしました。私の自作機の受信中間周波数の中心が10.695MHzなので、やや半端な局発周波数になっていますが、偶然にも27.32625MHzなんていうクリスタルが入手できたので(なに用だろ?)、4倍波で109.305MHzとなり、かえって好都合でした。
このヘテロダイン局発回路はTA7358APの1pin と2pinとでオーバートーン発振をさせています。L1がその発振コイルです。さらにその4次高調波をpin3 のコレクターからL2の同調回路で取り出し、バラモジに加えています。pin3 から3pFの小容量のCがくっついてますが、(局発周波数の低い)受信時にD3を通してグランドに落とすことにより、L2の同調周波数を下げ、レベル補正を行う目的であります。

***以下、製作・調整編は​後編​に続きます***






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最終更新日  2018.03.01 00:35:25
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