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テーマ:アニメあれこれ(26386)
カテゴリ:エンタメえんた
DVD再販が始まったのとあいまって、
80年代のアニメ映画作品がにわかに注目を集めているらしい(ソース:僕)。 というわけでその第一弾。 「カムイの剣」 ![]() - http://www.b-ch.com/cgi-bin/contents/ttl/det.cgi?ttl_c=717 (オンラインで見られるらしいよ!) 解説: 原作は矢野徹の冒険小説。監督は『幻魔大戦』のりんたろう。動乱の時代、幕末。親殺しの罪を着せられた次郎は、僧侶の天海に忍者として生きる術をたたき込まれる。その背後には「海賊キャプテン・キッドの財宝」をめぐる陰謀が秘められていた……。宇崎竜童と林英哲による躍動感あふれる音楽に乗せ、眼前に展開するのは驚くべき忍法合戦の幻想的なビジュアル。刃が青くきらめき、蝶が舞って“くノ一”が華麗に分身する。まぶしい光と鮮烈な色彩によるスタイリッシュなアクションは「忍者もの」の概念を一変させ、後続の作品にも影響を与えた。大海を超えて開拓時代のアメリカまで舞台が拡がるスケール感も大きな魅力のひとつ【アニメ評論家 氷川竜介】 製作: 角川春樹 原作: 矢野 徹 監督: りんたろう 脚本: 真崎 守 キャラクターデザイン: 村野守美 設定: 丸山正雄 プロデューサー: 丸山正雄/池上 悟/りんたろう 作画監督: 野田卓雄 美術監督: 椋尾 篁 撮影監督: 八巻 磐 音楽監督: 宇崎竜童/林 英哲 音楽プロデューサー: 高桑忠男/石川 光 録音: 辻井一郎 効果: 佐々木英世 音響プロデューサー: 明日川 進 製作: 角川春樹事務所 制作: プロジェクトチーム・アルゴス : マッドハウス ■メインキャスト 次郎: 真田広之 角川アニメ。 80年代といえば角川(春樹)の時代といっても過言ではないですな。 (いや、過言。) 今となってはありえないほどの 豪華な製作陣・・・というのはこの時代の作品にはありがち。 ここらへんの経験を出発点として、その後の大成功をおさめていくわけですな。 ・・・というわけで日本アニメ作品の原点的な作品といえないこともない。 まあ、そういう意味ではいろいろと評価されている作品なんだけど・・・ この作品、「あの当時の水準で観たらすごい」のかもしれないけど、 現在も鑑賞に耐えられる作品かというと個人的には疑問が残るなあ。 映像やら音響表現などの技術的な部分については仕方ないところだけど そもそもの「話」としてのまとまりとしては 「そんなにいい作品かぁ?」と思うのだ。 なんというのかなー。話が詰め込まれすぎなのだ。 だから物語が佳境に入り、ストーリーの展開が早くなれはなるほど、 「あらすじ総集編」を見ているような気分になっていくのだ。 「キャプテンキッドの財宝が・・・」とか言い出すあたりから 完全に取り残されてしまった僕。うーん。 ただ、雰囲気や世界観の構築など「アニメの枠」を超えた演出は圧巻。 あと、真田広之の声がカッコいい。 80年代からうしろのエンターテイメントを語る上では(いつ誰に語るんだ?) 教科書的に「おさえておきたい」一本ながら、 エンターテイメントとしては「ま、無理に見なくてもいいんじゃない?」な作品。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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