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カテゴリ:今日の言葉
HOME > 今日のことば 10/25 Sun 妙佼先生の厳愛だれしも、つい怠け心に引きずられる弱さを持っているのですが、それを、ちょうどいいようなことばかり言って甘やかしていたのでは、そこからなかなか抜けだすことができません。 妙佼先生の祥月命日がめぐってきて、ありし日のお姿が目に浮かんでくるのですが、妙佼先生は、そこのところを見過ごされない方でした。「この人を本物にしなくちゃならない」と思うと、箸の上げ下ろしにまで注文をつけられるのです。ご法の行じ方はもちろんのこと、毎日の生活での一挙手一投足を見ておられて、こと細かに教えてくださいました。 そのお陰で、幹部さんたちがみんな姿勢をきちんと整えることができたのですが、妙佼先生のすばらしいところは、その厳しいお言葉の一つ一つが大きな慈悲心に発しているのが、ひしひしと伝わってくるところでした。親身になって、一人ひとりに細かな心くばりをされるのです。 人は、相手が本当に自分を愛してくれているのを感じるときだけ、その叱責や忠告を前向きに受け取れるのですね。相手の幸せを願う無私の慈悲心が伴わない厳しさは、逆効果になりかねません。 庭野日敬著『開祖随感』より
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Last updated
2015.10.25 06:10:26
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