ピッチングと遠投
ここ2回ほど、話題が反れましたがまた、ピッチングフォームの解説に戻ります。以前書いたように、今日はピッチングと遠投の関係について話したいと思います。 写真1 写真2 写真3以前、真下投げで先に肘を抜きスパイラルモーションにつなげる練習方法を紹介しました。それは、肩を中心に腕を振る癖を直すためです。しかし、それが出来たら先に肘は抜くのですが、後ろで抜く練習をしなければなりません。これが、厄介なのですが遠投のときのように腕を振りキャッチャー方向に投げるということです。遠投は、斜め上方に投げるので写真1から写真2のように動いていき肘が耳の横ぐらいの位置に来たときにスパイラルモーションをおこし写真3のように腕が振られます。実は、ピッチングもこれと同じように腕を振るのですが、ボールは斜め下方のキャッチャー方向に投げているのです。イメージしにくいかも分かりませんが、このように体を使い腕が振れなければ、速いボールは投げれません。これは、ソフトバンクの和田選手の先輩から聞いた話ですが、和田選手は、大学入学当時120キロ後半のストレートがやっとだったそうです。しかし、遠投は120mも投げていたそうです。遠投で120mも投げれるということは、速いボール投げているということです。しかし、ピッチングでは当時それをいかす技術を持っていなかったんだと思います。逆に、遠投で距離のでる選手は、速いボールを投げれるピッチャーになる可能性を秘めているという事です。写真3は、レッドソックスの岡島選手のフォームに似ていると思いませんか?ピッチングでは、普通の人はここでまだ顔を起こしていますが、岡島選手は下を向いています。遠投のように体全体を使った投げ方を練習するには、岡島選手のまねをして投げてみてイメージがつかめたら頭を起こしキャッチャー方向を見るのもひとつの手段かも知れませんね。ブログは、毎週木曜日更新予定です。スポーツ用サポーター、コルセット専門ショップ サポーター・コルセットの発明王