肘の位置はどこか?
ピッチングもバッティングも下半身で行うものです。しかし、ピッチングを下半身で行う際、一番気をつけなければいけないことは、上半身の初期動作である肘を正しい位置に挙げるということです。 図1 図2上の2つの写真を見てください。何気ない投球フォームの一部ですが、全く違う動作です。ピッチング動作の中で、肘を最初に挙げることをアーリーコックといいます。この動作は、ピッチングで一番最初に起こす動作であり基本中の基本です。しかし、多くの子供はこの時点で間違いを起こしています。これが前回話した初期動作と結果的に起きた動作を勘違いしているという部分です。アーリーコックという動作は図2のように、単純に肘を持ち上げるだけの動作であり、図1のように、肘を後ろに引いたり胸を張ったりという動作は含まれません。この初期動作をきちんと身につけなければ、下半身の強い力を上半身に伝えて腕を速く強く振ることは出来ません。キャッチャー側から見て、肘が極端に背中から出て見えるようならアーリーコックの位置を直す必要があるかもしれませんね。スポーツ用サポーター、コルセット専門ショップJ’s PRIDE