人が、速く動くもしくは、大きな力を出そうとする時に、
頻繁に用いる方法は助走です。
フィールド競技における走り幅跳びや、走り高跳びに見られるように、
あらかじめ、力を出したい方向に加速しておいて、
そのスピードの上に次のスピードを乗せるやり方です。
要するに、相対速度をあげて大きな力を出そうとするやり方です。
写真1がまさしくその考え方に則った方法です。
あらかじめ下半身を動かしてその上にスウィングスピードを乗せて加速させています。
写真1
もう一つの方法が、私が何度も話しているプライオメトリックに力を出す方法です。
ここで、おさらいです。プライオメトリックスとは?
急激なスピードで筋・腱が引き伸ばされその後収縮すると、
通常よりも過度に筋力を発揮する(筋の伸張反射)ことです。
詳しくは、重要な要素1を参照してください。
その力を使おうとしている動きが写真2の方法です。
要するに、反動を使う動きです。
動こうとした方向と反対側に動く事によって、
大きな力を得ようとします。
写真2
バッティングにおいて見落としてはいけない動作は、
初期スピードに乗せることではなく、反動を使う事なのです。
ブログは、毎週木曜日更新予定です。
スポーツ用サポーター、コルセット専門ショップ
サポーター・コルセットの発明王