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カテゴリ:35家庭菜園
今朝(7/12)朝、テレビ朝日の「グッドモーニング」をみていたら、宝塚市の学校で児童が育てた「ジャガイモ」を給食で食べたところ、集団食中毒が発生したという報道をしていました。ジャガイモの芽は食べてはいけないということは知っていましたが、それ以外のことは知らなかったことがほとんどですので、当該番組を文字に起こしてみました。 <新聞報道> 『掘り起こしたジャガイモ、授業で食べ体調不良 5年生13人搬送 兵庫・宝塚の小学校(7/9(火) 13:51配信 神戸新聞) 9日正午すぎ、兵庫県宝塚市美座2の同市立美座小学校の校長から「今朝掘り起こしたジャガイモを食べた児童が気分不良を起こしている」と119番があった。 同市消防本部や県警宝塚署によると、5年生の男女13人が腹痛や手のしびれなどもを訴え、病院へ搬送された。うち8人が中等症、5人が軽症。
同署によると、児童たちは家庭科の授業中にジャガイモを食べたという。 ジャガイモの毒素による食中毒を予防するため、農林水産省はホームページで注意を呼び掛けている。ジャガイモは育てやすく、教材として扱う小学校が増加。同省によると、過去30年間で成人も含め患者数が700人以上に上るという報告もある。』
<天然毒素が原因、その毒素とは>
日本薬科大学船山信次教授によれば天然毒素はジャガイモ以外にもある。 様々な食材に含まれている天然毒素とは、生き残るため進化の過程で備わった毒素 人間が天然毒素を摂取すると食中毒の症状が発生する。
恵泉女子大学藤田智教授 ジャガイモに含まれる天然毒素は「ソラニン(神経毒)」食べると下痢や、嘔吐めまいなどの症状が出ることもある。 ジャガイモの芽だけでなく皮にもソラニンが含まれる光が当たり緑に変色、未熟なものは天然毒素が多く含まれている恐れ。加熱しても減らない毒性がある。
<ジャガイモ以外にも天然毒素に要注意な野菜> 〇トマト 家庭菜園で要注意 トマトに含まれる天然毒素「トマチン」はおなかが弱い人は食べると気分が悪くなる場合もある。
完熟したトマト 毒素少 未熟緑のトマト 毒素多
〇モロヘイヤ 家庭菜園で特に注意のモロヘイヤの「さや」に猛毒 日本薬科大学 船山 信次教授
家庭菜園「さや」が出てくる→最終的にはさやができるので要注意、絶対食べない
モロヘイヤの種子は“ふぐ毒と同じくらい猛毒”です。
<市販の食材> 市販の食材でも“天然毒素”に要注意 恵泉女子大学藤田智教授
ナス ヘタに毒含む ギンナン 大量摂取で嘔吐も(60個食べた人嘔吐訴えた) タケノコ ワラビ フキ アク抜きが不十分だと毒素が残る場合も
この時期、特に要注意アジサイの葉っパにも天然毒素、嘔吐めまい 食材の下に敷かれているものを食べた(アジサイの葉、大葉に似ている) アジサイの葉 ホタテにも“天然毒素”黒い部分中腸線、厚生労働省によると30分程度で、呼吸困難になる可能性→駐挑中腸線は絶対に取ってから食べて欲しい
※写真はTV画面を投稿者がスマホで撮影したものですが、見にくいところがありますがご容赦ください。
~あとがき~
普段食べている野菜など身近なものに「毒」、「毒素」などがあり注意が必要であると聞くと、驚いてしまいますし、過剰反応をしてしまいそうです。知っているようで知らないこともあったので、今回TVの報道をみながらまとめさせてもらいました。ただ、もちろん注意は必要ですが、だからといって、食材からはずすなどのあまりに神経質にならないようにしたいと思います。要は正しく知って、正しい食べ方をすることだと思います。このような報道は短時間ではありましたが、たいへん有意義で生活に必要な情報提供だと思います。ありがとうございました。以上
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最終更新日
2019.07.13 05:29:53
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