|
テーマ:木枯し紋次郎(185)
カテゴリ:新木枯し紋次郎を観る
新・木枯し紋次郎を観る 第17話
脚本 津田幸於 監督 池広一夫 出演 倉野章子 清水紘治 井上昭文 「まったく当節は恩も義理もありゃしませんや。親分子分の盃も羽振りのいい時だけのこって」 「子供、始末しろよ」 「いやっ」 「それじゃおめえ地獄じゃねえかよ」 「どんな地獄だっていい。あたし、あんたの子供がほしい。どんな高くたってどんな苦しくたって子供だけは・・・」 「・・・・・男と女の間なんて、こんな残酷なことから結ばれることもあるんだって知ったんです。・・・・・あたしと源之助さんとの絆は風が吹いたら切れてしまうような蜘蛛の糸のようなそんな細い果敢無いものかもしれない。でもあたし、その細い細い糸に一所懸命しがみついてるんです」 「お夏さん、あっしは面倒くせえことはわかりやせんが、ただ一つ、身寄りのねえ庄太が可哀相だと思いやしてね。あんな小っちぇえ命をひとりぼっちにしといちゃいけねえんじゃねえですかい」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[新木枯し紋次郎を観る] カテゴリの最新記事
お久しゅうござんす。
ご無沙汰続きで申し訳ござんせん。 紋次郎兄貴にとっちゃあ、男と女の惚れた腫れたなんざ、どうでもいい面倒くせぇ話なんでござんすねえ。 所詮、雄と雌。 どんな経緯があっても、不思議じゃねえと言うもんで……。 庄太の姿に、紋次郎兄貴は自分を見たんでござんしょうか。その健気な姿は、お捨に通じるところがあるようにも思いやす。 今回は珍しく、希望が見えるエンディングで、原作とは全く違う外伝といった風情でござんしたねえ。 (2012.02.13 22:04:45)
お夕さん
強引に奪われて泣いて、そして奪った男が死んでも泣く。 なんとも面倒くせえ心のありようでございます。 そういった惚れた腫れたよりも今回は「子供」ということが いい按配で描かれてたように思います。 ですから、いつもの後味の悪さはなく爽やかでござんした。 (2012.02.14 09:03:21) |
|