未公開映画を観るTV 9月16日再放送
アメリカでは子供に見せる映画の基準が5段階に分かれている。基準が甘い順に、G(一般向け)PG(親の判断が必要)PG-13(13歳未満は親の注意が必要)R(17歳未満は保護者同伴)NC-17(17歳以下鑑賞禁止いわゆる18禁)となっているそうだ。日本の映倫にあたるMPAA(アメリカ映画協会)が審査する。その審査基準が全くもって不明瞭である。男女の性描写があるとR指定で同性愛だと18禁。アクション映画の大量殺人シーンはPG-13でイラク戦争の生々しい映像はR指定。映画を製作した側からすれば当然18禁は避けたいところ。客が減れば低収益になってしまうからだ。かといって無審査だと事実上、上映不可能となってしまう。DVDも販売できない。これは芸術性や表現の自由の問題でもある。いくら弾丸を撃ちまくるシーンでも血がでなきゃOKで血を見せると駄目。一人の人間のリアルな銃殺シーンは残酷だけども空からの爆撃シーンなら実際は下で何万人も死んでいようが見せなきゃ残酷ではない。それっておかしくないか?子供に悪影響を及ぼすから、子供に暴力を誘発する虞があるからというのが理由のようである。私の場合はヤクザ映画やアクション映画を観ることで満足してましたねえ。観るだけで暴力の疼きを発散できてたように思います。作り物ではない現実の兵士、死と隣り合わせの現実をそのまま映した戦争の悲劇を子供には見せるべきではないかと思うんですがどうでしょうか?このMPAAの上部団体である上訴委員会にはどうやら国防省やカトリック教会が関わっているようだ
ブログランキング★TV