お休み處　　桐風庵

未公開映画を観るＴＶ　１１月１１日再放送

「アメリカを偉大にしたのは屈強な肉体と精神だ」レーガン大統領
８０年代ヒーローの象徴といえばシルベスター・スタローン、シュワルツェネッガー、ハルク・ホーガンなどのマッチョマンでしたな。ハリウッドからスポーツ界まで、もっとデカく！強く！速く！でした。これらは全てステロイドで人工的に造られたものです。ドーピング検査が厳しくなりましたので今なくなったかといえばそんなことはない。規制にひっかからない薬物であったり遺伝子操作をやっていると聞いてます。俳優やアスリートだけではない。空軍パイロットや音楽の演奏家などが自分の持ってる能力以上の力を発揮できるってことで薬物を使ってます。一般人も交通渋滞でイライラしないため使ったりしてます。薬漬けの国アメリカ。末期症状ですな。オリンピック競技すべてにいえることはパワー一辺倒になってしまったこと。日本も同じく。柔よく剛を制すの精神なんてありゃしません。こんなことでいいんですかねえ？アメリカを見習うなと言いたい。この映画の副題は「アメリカ的になることの副作用」です。アメリカ的とは何か？勝つために大きくなること。手段は選ばない。勝つことしか価値がないという考え方。アメリカよ！そうまでして大国強国になりたいか！
「アメリカは勝利がすべてだ。敗北という考えは忌むべき考えだ」パットン将軍　

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