TSUTAYAの泣ける映画のコーナーにあったのを借りてみました。実際、不覚にも泣いてしまいましたな。酷な映画ですね。何が酷かって、ペットとして飼っていた豚を最後は屠殺場の車に乗っけて、それを子供たちが見送らねばならないこと。そして、生きてるものを食べることの意味を考えるっていう授業。そんな永遠に答えの出ない問題を子供たちに考えさせるのは可哀そうです。大人になってからでもいいでしょう。そんな重いテーマでなく「豚の飼育方法」とか「豚の生態を調べる」にしときゃよかったんですよ。まあ、この先生は「豚を育てて大きくして食べる」と始めから言ってるわけですから嘘をついてはいませんけどもね。豚を長生きさせたいという意見や飼育を引き継ぎたいという生徒の気持ちを尊重してほしかったです。困るんですよね、こういう熱血教師がいると。今は佛教大学の先生をしているそうですが。結局は飼っている者の都合により答が変わってしまうということになるんでしょうか?映画的にはこのような結論の方がいいんですかねえ?そうすると必ず「食べなきゃ生きていけないじゃないか」ってことになるんですが、豚を食べなくても生きていけますよ。私は食べてません。豚に限らず牛も鶏も。年に三日か四日は食べてますか。子供が肉を食べなかったら成長にどう影響するのか、それはわかりません。すくなくとも大人は食べるなとは言いませんが食べない方がいいモノですね。鯨もそうです。鯨は食べなくていいでしょう。まあ、シーシェパードのやり方は気に入りませんが。この豊かな日本なら他で充分補えるでしょう。食べずに済むんならそれに越したことはありません。
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