猫と喰いものと創作同人の日々

3/25にふぐ料理コースを食べました。恥ずかしながら、ええ年こいて初体験です(#^_^#)。この年になっても初めて経験する事はあるのですね。

​  玄品ふぐ 京都駅前の関​で食べました。京都駅のすぐ側なのですね。せこいですが、ネット割引を使ってお安くあげるのです。

  突き出しの湯引きです。皮をさっと茹でて多分氷水で締めてると思います。こりこりとした食感にポン酢とねぎともみじおろしが良く合います。



  てっさです。ふぐ料理の華、お刺身ですね。カワハギに似ていると言われますが、どちらかというと個人的には鯛っぽく感じました。天然鯛の癖をのぞいて、甘みともうちょいこりこりした食感を足した感じです。天然鯛は父が趣味で釣りまくって結構頂いたので、その味を思い出しました。


  てっちりです。ふぐの鍋はぶぐ料理の代表といってもいいですね。何と、竹カゴに和紙を入れての鍋です。IHだから出来るワザかな～。確かに土鍋より扱いやすいし、熱くなりにくいし、お洒落に見えます。

 
  取りあえず、まず身を入れます。出汁をたっぷり出してもらわないと。皮をゆがく皮しゃぶを頂くととろけてたまらんです～。 出汁出ろ～。さっきの刺身を取った後のふぐかな～。


   野菜を煮て食べまくります。それなりのお味～。


  煮えた身を頂きます。濃厚なうま味～、食通を唸らせてきた味ですね、確かに。カワハギと鯛を足して癖を抜いた感じです。


  雑炊を残ったスープで頂きます。余分なスープを取って捨てるのを見て、捨てるぐらいならくれ～と叫びたくなった貧乏性です(^_^;)。さらりとした食感の雑炊は、出汁の底力と深さをガンガン伝えてきます。昔の豪商のダンナ衆は使用人に鍋を食べさせて自分はその出汁で雑炊を食べたというエピソードがあった気がしますが、その気持ちが分かります。


  デザートはアイスです。柚子シャーベットとメープルナッツ風味です。それぞれ美味しい～。


  大満足の味でした。ふぐ食べたこと無い～と言ってたらダンナが連れて行ってくれたのですが、こういう世界もあるんだな～と思いました。