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2021.04.11
全34件 (34件中 1-10件目) 『フラン学園 会計探偵クラブ』
カテゴリ:『フラン学園 会計探偵クラブ』
今年は4年ぶりに小説を出します、という話をこのブログでも書きましたが、
11月の発売に向けてただいま初校の手前の作業をしております。 今回の小説は、山田真哉作品で言うと 『女子大生会計士の事件簿』(2002~2010) 『フラン学園会計探偵クラブ』(2010~) の続く、第3シリーズになります。 『フラン学園会計探偵クラブ』も1巻までしか出ていませんが、 (連載をしていた)『TACNEWS』では2巻目が出せるところまで話は進んではいます。 ![]() フラン学園会計探偵クラブ(report.1) [ 山田真哉 ] 『フラン学園会計探偵クラブ』の続編を出す前に第3シリーズを 今回出すわけですが、ある程度『フラン学園』の反省を踏まえたうえで 新作を書いています。 どういうことかと申しますと、『フラン学園』は 自分の中ではとても好きな作品なのですが、 ・税金知識の難易度が高すぎた ・注釈が多く、話のラストではなく、章ごとのラストに挿入されている ・話のほぼ全編に渡って税金の話が展開されている といったことがあり、全体的に難しい話になってしまいました。 『TACNEWS』ではそれでも構わないと思うのですが、 角川文庫という一般向けの書籍でそれをするべきではなかった、と反省しております。 『女子大生会計士の事件簿』は、取り扱っているのが「会計監査」と「税金」の違いはありますが、 その辺のバランスが比較的上手くいっていたのだと思います。 内容も事件8割、会計2割ぐらいのバランスでしたしね。 というわけで、第3シリーズでは、『フラン学園』と同じ税金の話を取り扱いながらも ・税金知識の難易度を中くらいか低めに ・注釈は少なめに、話のラストに挿入する ・税金の話は2割ぐらいに抑えて、ストーリー重視に といった違いを意識して作っております。 第3シリーズは税金の入門書と位置付けて、その次に『フラン学園』を読んで頂くと ちょうどいい勉強になるんじゃないかと思っております。
最終更新日
2014.09.07 01:13:20
2013.07.05
カテゴリ:『フラン学園 会計探偵クラブ』
久々に角川書店さんとの打合せがありました。
『フラン学園会計探偵クラブ』も、まだ終わってはいないのです。 続編の用意もあるのです。 ただ、書き直したいところもたくさんあるのです。。。 消費税の増税前には、なんとか出したいところなのですが。 ![]() フラン学園会計探偵クラブ(report.1) [ 山田真哉 ]
最終更新日
2013.07.06 01:38:12
2013.02.15
カテゴリ:『フラン学園 会計探偵クラブ』
個人事業コンサルタントの本多弘樹氏が、サラリーマンへの脱税指南で
東京地検特捜部に逮捕されたという話。 そもそも副業の赤字で還付金を不正にもらおう、という『無税入門』みたいな本が いろいろと出回っているのが、良くないと思います。 あれは、完全に「犯罪ほう助マニュアル」ですからね。 脱税は、人民の公平性・平等性を損なう重大犯罪です。 私も税理士として、クライアントのために税の軽減策はあれこれ講じますが、 それはあくまでも法に則ってのお話。 出版界も大いに反省すべき事例じゃないですかねえ。 ![]() 会計探偵クラブ [ 山田真哉 ](サラリーマンの無税生活の仕組みについては、この本でも指摘しています)
最終更新日
2013.02.16 00:33:24
2011.05.03
カテゴリ:『フラン学園 会計探偵クラブ』
同じネタが3日続いて申し訳ないのですが、
『フラン学園会計探偵クラブ』を休載した理由をもう一つ。 連載が長いと他のことをやりたくなる というのがあります。 ストーリー物なら別でしょうが、毎回同じパターンが続く話の場合、 どうしても「他の設定でやってみたい」「いつもと違う展開をさせたい」 といった欲望が生まれます。 これはもう宿命みたいなものです。 なので、今回、代わりに掲載する短編『世にも会計な物語』のほうはというと、 第1話 「最強経理課」 → 子会社を転々とする謎の出向社長の話 (「TACNEWS」5月1日発行号) 第2話 「ここは東京芸能会計事務所」 → 芸能界志望でアイドルオタクの会計事務所アシスタントの話 (「TACNEWS」6月1日発行号) 第3話 タイトル未定 → 平安時代末期を舞台にした歴史モノの予定 (「TACNEWS」7月1日発行号予定) とこんな感じで、普段の連載では絶対あり得ない設定です。 言ってしまえば、書き手の気分転換ですね (^^; なので、これらの作品の出版予定は全くありません。
最終更新日
2011.05.04 00:33:12
2011.05.02
カテゴリ:『フラン学園 会計探偵クラブ』
昨日のブログで、『フラン学園会計探偵クラブ』の休載についてお知らせしました。
休載の理由はぼやっとしか書かなかったのですが、それは、 たいした理由はないからです。 たいした理由はないのですが、避けられなかった問題はあります。 それは、連載を続けていくと内容が難しくなっていく、という問題です。 特に『フラン学園会計探偵クラブ』は、「税務トリック」が作品の主題なのですが、 一定の難易度の話がたくさんあるわけでもありません。 前回よりも易しくすると、読み手も拍子抜けしてしまうので どうしても徐々に難易度が高くなってしまう傾向にあります。 最近、社会保険の話や細かいルールなども登場し、難しくなりすぎたので、 ここでいったんリセットしようと思ったのです。 『女子大生会計士の事件簿』も第3巻まで徐々に難しくなっていき、 その後いったんリセットして、第4巻・第5巻は難易度が低めになっています。 それと同じようなリセットを今回、意図したわけです。 なお、休載中に掲載する『世にも会計な物語』は、かなり難易度低めですよ。
最終更新日
2011.05.03 18:50:17
2011.05.01
カテゴリ:『フラン学園 会計探偵クラブ』
今年で連載10年目に突入した、資格の学校TACで配布されている月刊誌「TACNEWS」。
『女子大生会計士の事件簿』を長年にわたって掲載させていただいた雑誌なのですが、 ここ最近は、その続編にあたる『フラン学園会計探偵クラブ』をお送りしていました。 ![]() フラン学園会計探偵クラブ(report.1) さて、『フラン学園会計探偵クラブ』ですが、「TACNEWS」4月号(3月1日発刊)で とりあえず一区切りついたので、しばらく休載に入ります。 「TACNEWS」6月号(5月1日発刊)より、 5分でわかるミステリー短編『世にも会計な物語』 を数ヶ月にわたってお送りいたします。 一話完結の短編で、オムニバス形式です。 まんま「世にも奇妙な物語」ですね (^^; ちょっとミステリーで、ちょっと会計の勉強になることを目的にした短編です。 いまのところ、まったく書籍化の予定はないので、入手できる方はお楽しみに。 第1話は、『最強経理課』です。
最終更新日
2011.05.02 12:19:06
2011.01.08
カテゴリ:『フラン学園 会計探偵クラブ』
今日は、脚本家の小林雄次さんとお会いしていたのですが、
小説の相談に乗っていただきました。 「TACNEWS」で連載中の『フラン学園会計探偵クラブ』が、第11話(前編)を書いたあと、 続きがどうしても書けなくなって、にっちもさっちも行かなくなったところだったので 本当に助かりました。 別件の用事でお会いしたので、5分ほどで原稿を読んで頂いて10分ほどの助言だったのですが、 1ミリも進まなかった原稿が、1キロは進みそうです _Φ(^。^) まさに、スクリプト・ドクターのようでした。 もう続きが書けないかも、と思っていたので、主人公たちも命拾いです。。。 ![]() フラン学園会計探偵クラブ(report.1)
最終更新日
2011.01.09 01:07:52
2010.08.04
カテゴリ:『フラン学園 会計探偵クラブ』
100歳以上の高齢者の所在が分からないケースが相次いでいますが、
今年の3月に出した『フラン学園 会計探偵クラブ』で似たような話を題材に小説を書いています。 もしかして、先見の明? (^_^;) ![]() 会計探偵クラブ ![]() フラン学園会計探偵クラブ(report.1) ネタバレになりますので、詳しいことは書きませんが、 年金取得以外にも小説のような理由もあるのです。 あと、選挙マニア的に言うと、選挙権を1票分でも増やすために 住まない土地に住民票を移したり、行方不明でも届け出を出さなかったりする 可能性もあるでしょう。 行方不明者が投票に行った痕跡があったりしたら、また別の大問題が発生ですね……。
最終更新日
2010.08.04 23:27:48
2010.07.18
カテゴリ:『フラン学園 会計探偵クラブ』
『フラン学園会計探偵クラブ』の第2巻が「会計探偵選手権編」になるということもあり、
![]() フラン学園会計探偵クラブ(report.1) 実際に「簿記の甲子園」と呼ばれる「全国高等学校簿記コンクール」の取材に行ってきました。 今回で第26回目を数える、歴史ある大会です。 全国から171校、471名もの高校生が集まりました。 ![]() (コンクールが行われた明治大学和泉キャンパス) ![]() (超満員の開会式) ![]() (試験開始直前の模様) 大会の合間に取材をさせていただいた岐阜県代表・県立岐阜商業高校が、 ナント団体戦10連覇を達成! 結果発表の時には、ちょっと感動してしまいました。 ![]() (県岐阜商の部員と顧問とOGの面々) ![]() (終了直後の県岐阜商・田中先生による訓示。勝って兜の緒を締めよ的なお話。 運動部より厳しそう…) この簿記の強さの秘密を探るべく、いつか学校のほうにも取材に行きたいなぁと思っております。
最終更新日
2010.07.18 18:26:48
2010.03.12
カテゴリ:『フラン学園 会計探偵クラブ』
『会計探偵クラブ』(東洋経済新報社)が再び増刷されることになりました!
第3刷、15000 ![]() これまでの私の本と比べるとどうしても少ない部数です。 しかし、「確定申告書の学園ミステリー」というなんとも微妙なジャンルが、 (少しずつではありますが)ちゃんと売れてくれていることは大変嬉しいです。 まあ、確定申告シーズンが終わるとどうなるんでしょうね???
最終更新日
2010.03.14 21:04:37
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