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カテゴリ:本に親しむ
前回の「拒否できない日本」に続く2作目である。
「年次改革要望書」に則り、社会の変革が進んで という点は前著と変らない。 代議士も事実を知るために、著者を招いて勉強会を したというくだりがあるが、あまり知られていない所で 何が起きているのか。良い悪いは別にして、事実を 事実としてきちんと知らなければいけない。 あとがきが印象深い。以下一部引用 ”石原慎太郎氏は2000年に監修出版した 「国家意思のある円」という本の中で謎めいた予言を 紹介している。 「2005年には、日本は米州の一つに併合される ことになっている」 予言は的中した。後世、史家たちは2005年と いう年を、日本がアメリカの完全属国化する端緒と なった分水嶺として、私たち平成日本人の怯だに 呪詛を浴びせながら、後々まで子孫たちに語り継いで いくだろう。” まずは事実を知り、日本の良い点、悪い点を国民 一人ひとりがきちんと見定めて、これからの方向を 考えていかなければいけないと、改めて感じさせる 本である。 ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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