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2007年01月20日
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カテゴリ:本に親しむ
 前回の「拒否できない日本」に続く2作目である。

 「年次改革要望書」に則り、社会の変革が進んで
という点は前著と変らない。

 代議士も事実を知るために、著者を招いて勉強会を
したというくだりがあるが、あまり知られていない所で
何が起きているのか。良い悪いは別にして、事実を
事実としてきちんと知らなければいけない。

 あとがきが印象深い。以下一部引用

 ”石原慎太郎氏は2000年に監修出版した
「国家意思のある円」という本の中で謎めいた予言を
紹介している。

 「2005年には、日本は米州の一つに併合される
ことになっている」

 予言は的中した。後世、史家たちは2005年と
いう年を、日本がアメリカの完全属国化する端緒と
なった分水嶺として、私たち平成日本人の怯だに
呪詛を浴びせながら、後々まで子孫たちに語り継いで
いくだろう。”


 まずは事実を知り、日本の良い点、悪い点を国民
一人ひとりがきちんと見定めて、これからの方向を
考えていかなければいけないと、改めて感じさせる
本である。

★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)

 





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最終更新日  2007年01月21日 00時08分40秒
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