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テーマ:暮らしを楽しむ(383664)
カテゴリ:コラムなどから
日経コラム「大機小機」から以下一部引用
”今年の株式相場の年間騰落率は五年ぶりにマイナスになりそうだ。 小泉構造内閣で本格反転した日本株は、改革の交代とともに 勢いを失った。 ただ個別銘柄に目を転じると少し違う景色が見えてくる。仮に、 1989年末に東証一部の全銘柄を一単元ずつ買ったとしよう。 今年11月までの投資収益率がプラスの銘柄はどのくらいあるか? 常識で考えれば、ほとんどが損をしたはず。ところが、実際には 240以上の銘柄で儲けがでた。2倍以上になった銘柄も60以上ある。 上位銘柄には意外な共通点がある。投資収益率トップテンのうち、 東京本社の企業は8位のHOYAだけ。都市と地方の格差が流行語の ように叫ばれているのにである。 首位のヤマダ電機(同22.7倍)の本社は前橋市。4位で配線基板 大手のイビデン(同7.8倍)は岐阜県大垣市、9位の久光製薬 (同5.1倍)は佐賀県鳥栖市が本社だ。30位以内でも東京本社の 企業は八つだけだ。 長期にわたり株主に報いてきた優良企業の多くが地方出身という 事実を見ると、新しいものを生む力が地方になくなったわけでもなさそうだ。” 押しなべてメディアは通り一辺倒で報じるが、個人の裁量で 書かれているコラムには”隙間を読む”ヒントが多い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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