あのジョージ・ソロスの気になる発言を
この方のブログで知った。
以下、引用
米国はリセッション(景気後退)入りする可能性があるとの見解を示した。
ソロス氏は「状況は第2次大戦終結以後どの経済危機よりも深刻だ」と
述べた。
過去数年、政治は「市場原理主義」のようなものに起因する、ある種の
基本的な誤解によって行われてきたと指摘し、「これは間違った思想であり、
われわれは実際に現在、深刻な金融危機に直面している」と述べた。
米国はリセッションに向かっているかとの質問には「その通り。米国には
脅威となっている」と述べた。
また、リセッションは欧州にとっても脅威である点があまり理解されていない
ことは意外との認識を示した。
つけの回しあいで、延命を図ってきたが、今、大国のアメリカが
揺らいでいる。その波及は‥‥。
到知出版社発行 安岡正泰著
「安岡正篤 一日一言」から引用
1月22日 人物の見分け方
「大事・難事には担当を看る。逆境・順境には襟度を看る。
臨喜・臨怒には涵養を看る。群行・群止には識見を看る。」
これは呂新吾の呻吟語に出てくる言葉であるが、大事難事が
おこったときは、人の担当力を看るだけではなく、自分自身が
どう対処し得るかと内省する意味がある。
逆境順境に襟度を看るは、襟は心であり、度は度量である。
臨喜臨怒に涵養を看るは、喜びや悲しみに際して恬淡として
いるかと思っていると悠揚としているなど、平生深く養っておれば
それが出ることだ。群行群止とは、大勢の人間と一緒の行動を
しているとき、その人の識見が現れることをいう。