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テーマ:最近の新聞記事から(235)
カテゴリ:コラムなどから
日経コラム「明日への話題」に書かれていた
防衛大学校長である五百旗頭真氏の記事が目を引いた。 以下一部抜粋引用 ”若いケネディ大統領の言葉が、ライシャワー教授を日本大使に 赴かせたと、前に書いた。米国民は新しい時代への希望を新大統領に 感じた。母校ハーバード大学を中心にアメリカの知性(ブレーン)が 政権に集められ、それが国民に発信する言葉を豊かにした。 日本でも同じことが必要ではないか。そう本気で考えた人がいた。 サンケイ新聞の記者だった楠田實氏(故人)である。氏は政治記者と して、政治家たちの政略と政争を見た。また官僚機構が司々で固める 政策過程も見た。しかしこれでは国民と共感をもって歩む政治に ならない。そう感じていた楠田氏は、ケネディ政治のように、日本の 英知を集めて政治を脱皮させたい。 しかし誰なのか。楠田氏が見初めたのは、ケネディと対照的な 佐藤栄作だった。‥‥ ‥‥日本社会の英知を政治のサーチライトにしたいと願って、梅棹忠夫、 高坂正堯、京極純一、山崎正和らを首相に引き合わせ、司馬遼太郎らの 本を首相に読ませた。刻々の厳しい政務に没頭する日本の総理に、 国家的・文明的な視野をもってもらおうとしたのである。‥” 芸能ショー化する政治舞台に、国民が日々踊らされることに慣れっこに なりつつある現在、大所高所からの良い政治が、良い社会の根底を 形作っていくという考えのもとに、日本の政治の水準を高められるような 優秀なブレーンがいると信じたいが‥‥‥。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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首相は半日は自由時間を持って勉強するぐらいでないとダメですね、、、
(2008年02月16日 16時28分53秒)
なんといっても日本の首相は国民投票ではないですからねえ・・・。国民が望む首相じゃないのが事実です。
(2008年02月17日 12時14分02秒)
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