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2017年04月06日
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カテゴリ:本に親しむ
この方の本は、何故かその中に盛られているキーワードに惹かれる。

 以下、目次 

 第一章 知的であるとは何か
 第二章 その一言に知性はにじみ出る
 第三章 場の文脈、人の文脈、時代の文脈
 第四章 文脈力で会話は変わる
 第五章 知性を磨く日々の習慣
 第六章 古典を今の文脈に生かす
 第七章 自分の文脈を持って生きる

 特に最後の「自分の文脈を持って生きる」なども魅力的な言葉、自分の文脈を持って生きたい、、、が、、、

 以下、本文から引用抜粋

 “頭のよさとは基本的に「状態」であると考えています。頭のいい人、悪い人がいるのではなく、誰にも「頭のいい」状態のときと、そうでないときがある。その「頭のいい」状態とは、何かが何かとつながったときだと思います。
 アインシュタインのような天才が「E=mc2」を思いついたときだけがパッと明かりが灯る瞬間ではなく、たとえば分数のかけ算ができなかった子どもが、できるようになったときの「あっ、わかった!」「できた」といううれしさもまた、意味をつかまえられた喜びです。誰もがそういう瞬間を知っているわけです。
 その喜びをもっと味わいたいと考える人は、頭のいい状態を増やしていく努力を積み重ねていける。それが知的な人なのです。
 人生にはさまざまな喜びがありますが、「ああ、つながった!」というのは、最高の喜びの一つだろうと私は思います。”
  
  
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 生きる面白さって、いかにつなげられるか、そこにあるのは、いろいろな「人」であり、いろいろな「こと」であり、そこに《意外性》があればなおさらのこと、キーはこれだ!と痛く共感! 
 これはスティーブジョブズも講演などで言っていた、全く関係ないものはないとの話の中で、若い頃のカリグラフィーに対する興味がAPPLEのデザインにつながったことに触れていた、この文脈ともつながる。

 この「つなげる」ということが、生きていく上で、最も大きなテーマではないかな? と思う。

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最終更新日  2023年04月29日 07時34分04秒
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