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2018年02月04日
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カテゴリ:本に親しむ
副題は ~プラザ合意とバブル~

この本との出会い、実は、先日の同期会で、参加者のG君から、スマホで表紙の写真を見せてもらい紹介を受けた本、、何でも、ゴルフで、著者の奥さんとラウンドして、その際に紹介されたとの話、、
通常のパターンであれば読まなかったかもしれない、出合わなかったかもしれない本、、

以下、目次

第1章 1985年の日本
グリコ・森永事件、つくば博/NTT誕生、男女雇用機会均等法制定/夕焼けニャンニャン、日本人宇宙飛行士誕生/バックスクリーン3連発/桑田・清原、運命のドラフト/エネルギーに溢れた時代

第2章 日米経済摩擦
1 日本の黒字、アメリカの赤字
2 強いドル、強いアメリカ

第3章 1985年8月12日 月曜日
 大きな事件が集中した特異日

第4章 プラザ合意1985年
1 始まりの日 その1
2 始まりの日 その2

第5章 円高始まる
1 円相場を決めるもの
2 もっと円高に

第6章 円高不況 1986年
1 不況始まる
2 公定歩合と金融緩和
3 東京サミット

第7章 孤立する日本 1987年
1 ルーブル合意
2 国際協調と言う幻想
3 10月19日 ブラックマンデー

第8章 バブル始まる 1988年~89年
1 株価38915円
2 私をスキーに連れてって
3 カネ余り
4 リゾート開発と巨大ホテル
5 クリスマスイヴと朝シャン
6 ロックフェラーセンター
7 アメリカ買収
8 日本的経営

第9章 NOと言える日本 1989年
日本でわざわざ得る必要がない/極めて珍しい状況

第10章 失われた20年 1990年
1 バブルはじける
2 なぜ気づかなかったのか
3 損失補填と不良債権
4 最後の日米経済交渉

第11章 混乱する金融 1997年
1 北海道拓殖銀行と山一証券
2 銀行が危ない
3 小泉首相の経済政策
4 低迷するGDP

第12章 政権交代 2009年
1 中国に抜かれる
2 失われた20年が終わらない
3 民主党の経済無策

第13章 アベノミクス 2013年から現在
1 安倍首相 再登板
2 大胆な金融緩和
3 アベノミクスへの批判
4 重過ぎる金融の負担

第14章 プラザ合意と経済の空洞化
1 生産拠点の海外移転
2 NOと言える日本の誤算
3 アベノミクスの限界

第15章 無条件降伏から30年
1 ブレトンウッズ体制
2 プラザ合意体制

第16章 日本経済の興亡 未来
1 トランプ大統領と空洞化
2 国破れて企業あり
3 アベノミクスの今後
4 空洞化への対応
5 日本経済の興亡 未来は?

以下、本文から“”部抜粋引用

“85年頃の日本は、どこかエネルギーにあふれていたと書いた。プラザ合意から30年が経ち、一番変わってしまったのはそこだ。
56年の経済白書が「もはや戦後ではない」と宣言したあたりから、日本経済は高度成長期に入る。56年からプラザ合意の85年まで、これも、たまたま同じように30年になるが、その30年の間、日本人は「明日は今日よりはいい」という素朴な信念を持っていた。給料は毎年上がり、家には新しい電化製品が入り、車も買える。自分の家庭を見れば、豊かになる日本が見えた。明日は今日よりはいいと素朴に思えたのである。
しかしプラザ合意から30年を経たいま、日本人は「明日は今日よりいい」とは思えなくなってしまった。長い不況で、私たちにはなによりもまず、生活防衛が大事になった。生活防衛が大事だから、お金が入ると何かを買うより、貯金に向かう。明日が今日より悪くなるのであれば、お金を貯めておかなければならないのだ”

 


本書は時系列で、この30年の経済の動きを示すとともに、社会の出来事も記載している。いろいろな会談でも、経済の動きでも、その時にはそれがどのような意味を持つのか、一般には的確につかめていないのが実情、また、経済政策の影響もある程度の時間を経て、プラス・マイナスのどちらかが効いてくるのが現実。
プラザ合意にしてもあの合意がどんな意味を持っていたのか、それが理解されだしたのは、だいぶ経ってから、、、
この30年を歴史的に顧みて、現在からこれからを予想するには良い材料の一つには成りえる。が、、、
かたや、現在、、今、どんなことが起きていて、それが近い将来にどんなことが起きるのかの予測をするには、ある面では参考にはなる。トランプ政権がやっていることが、どういう意味なのか、その仮説を立てることも可能、あくまでも一つの仮定として、、、

結論としては、、
やれ成長がどうだとか、目先の名目的な数値を扱っても、将来へのツケが軽減されていかない限り、希望の持てる将来が描けない、、その不安がある限りは、明るい未来は描けない、砂上の楼閣だとの幻想がますます増すだけとの個人的な思い、、 極めて難しい問題とは思うが、そこの本来やるべきこととのバランスを考えてこそである。

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最終更新日  2018年02月04日 23時44分29秒
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