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テーマ:まち楽ブログ(32210)
カテゴリ:歴史・文化
こんにちは
お久しぶりです、ネタチョウです 本日は、ちょっとマニアックなネタで・・・
海津市教育委員会が発行している海津市のメジャーどころからマイナーどころ?の文化財をほぼ網羅した「海津市の文化財誌」という本があるんですが、 今回はそこにも載っていない史跡のご紹介です
みなさんは、「相場振山」ってご存知ですか? 江戸中期から大正前期、米相場情報は、見通しの良い山から山へと 手旗信号や火振り信号によって、各地へ伝達されていました その旗振り・火振りの相場通信を行った山を旗振り山・相場振山などと呼び、日本各地に存在しました。 この、かつての相場振山が、海津市にもあります
実は、この海津市の相場振山は「ここが海津市?」ってところにあります ではまず、行き方のご紹介(ちなみに行き方はいくつかありますのでわかりやすい行き方で・・・) 出発は、お隣、三重県桑名市の多度山へ登る「瀬音の道コース」。 多度山山頂(ここも桑名市さんね)方面を目指します 道はこんな感じが多く、ほとんどが快適なハイキングコースといった感じです が、運動不足気味な方には結構ハード 約7.5kmの比較的緩い上り坂が続きます 山頂が近づくと、海津市の石津御嶽山に向かう分かれ道があります。 が、今回はまっすぐ(右へ) すると、見落としそうなこんな看板が出てきます 歩くこと5分 ここが、かつての旗振り場跡です 正式には「狐平山」というそうです(先客が有りました。)
米相場の伝達の仕方などはこの写真の案内板のとおりです。 重い望遠鏡も背負って行ったみたいですね。なんか、すごい重労働でたいへんそう~ んでも案内板をよく読むと、かつての「狐平山」山頂はここではない?(よくわからずです(>_<))
そして、下界 現在は高い木が生い茂り、見晴らしがもう一つなのが残念 当時は、南は桑名から、北は赤坂(今の大垣北部)まで一望だったようですね 一応、こちらが、海津市方面 ちなみに、こちらは伊勢湾方面ね このハイキングコースはほとんどがお隣、桑名市さんなんですが・・・ ほんの一部が海津市南濃町を通っているようです せっかくなので、多度山山頂にも寄りますこちらの山頂も旗振り場だったようです こちらの山頂から海津市はこんな感じです そして、下りはまたひたすら桑名市さんを通って、最短距離の健脚コースを下ります 駐車場に戻って今回の「海津市の歴史探訪」は終了です 半日コースの結構良い運動になりました
ちょっと前の写真ですが、今なら少しは紅葉が残っているかも・・・ 今回の「瀬音の道」コースは駐車場から相場振跡まで、2時間少々 あと少しがんばれば多度山山頂 ネタチョウおすすめハイキングコースです
おにぎり忘れないようにね、ネタチョウ
※低い山ですが、基本は山登り。気をつけてお出かけください (携帯が通じないところもあります)お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年12月05日 09時57分24秒
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