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皆さん、こんばんは。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。 今日のテーマは「霊能者(?)おばあちゃんとの出会い」 というテーマで綴ってみたいと思います。 ストーリー調で書いてみたいと思います。 それでは、始まり始まり… ※写真は実際にそのおばあちゃんと歩きながら撮った写真です。 今朝、久しぶりに近所を朝散歩しながら、 桜の写真を撮っていたら、 その木の下に私と同じように写真を撮っているおばちゃんがいた。 私はそのおばあちゃんに、 「おはようございます。」とあいさつをすると、 「きれいだね~」などと私に話しかけてきた。 そしておばあちゃんは昔、新聞社に勤めていて、 全国を飛び回っていたこと、 そして自分の家族や親族の経歴マウント(笑)、 また自分は霊感があること、 先の事を読むことができること、 人の事ばかりわかってしまうこと、 など次から次へと私に語り掛けて来た。 私は直感的に「これはまずいぞ…」と思った。 こういう場合、負けずに自分の話をどんどん入れていくか、 さっさと離れないと、 それに飲み込まれるという事は経験上、大体わかっている。 私はおばあちゃんの話を聴きながらも、 その場を離れようと思い、 後ずさりするように再び歩き始めた。 すると、そのおばあちゃんは私の歩幅に合わせるように、 どんどんついてきた。 ものすごい勢いだ。 私は相槌を打ちながら早歩きをした。 「そうなんだ、そうなんだ。それはすごいですね…」 私はそれをスルーすることは心が痛くてできない性分なのだ。 介護的には、 このように相槌を入れたり、受容したり、 共感したりしながら話を聴くことは、 「傾聴」と言って、 私は現役時代、これを忍耐強く行う事は、介護士として誇りだった。 相手にとってみれば、 どんな話でも聴いてくれる、 自分に関心を持ってくれる、 こんな嬉しいことはないからだ。 そして私もそれに応えようとついつい頑張ってしまうのだ。 でもそれをあまりやってしまうと、 自分のメンタルを消耗してしまうので、 自分が抜け殻にならないように、 ケアをしないといけないのも、もうわかっている。 でも私のその返し癖を良いことに、 おばあちゃんの歩くスピードは私に合わせて段々と早くなっていった。 そして私は、 始めは好きで桜の写真を撮っていたが、 それは段々とおばあちゃんの話を逸らすためのカムフラージュとなっていった。 そして私は、 これ以上おばあちゃんの話に飲み込まれたら、 今日一日のエネルギーが失われてしまうという焦りに包まれ、 どうしようかと一瞬思い、 ならば自分の重大な話でおばあちゃんを驚かすという苦肉の策に出た。 「実は私、夫とうまくいってないんですよ。 もう地元に帰ろうかな、と思っていて…。」 するとおばあちゃんは、 これ来たかと言わんばかりに、 前のめりになって私にこう言った。 「何にもないよ、何にも! 何にも憑いてない! 何にも見えないよ! だから大丈夫。心配することはない。 ただ、新芽の時期は移動はやめなさい。 今は動いたらいかん!絶対に!」 私はまさかの霊能者的な返しに言葉を失った。 そして、 自分や家族間の問題などは、 距離が近すぎて視野狭窄になり、 どうにもわからなくなりやすいが、 全然関係ない他者の方が、 自分たちを知らないからこそ、 良い意味で、 無責任で、 いい加減で、 適当で、 直感的で、 意味もないのになぜか、 目を覚まさせてくれることが往々にしてあるからだ。 そしてこれまで、 このおばあちゃんが一方的に話していた圧が、 この自分への助言で、 何となく相殺された気がして、 私は心が晴れていくのを感じた。 そして自分には、 変な霊みたいなのは憑いていないことがわかり(笑) 地元に帰る決断も、 もう少し待ってみようと思えたのだった。 私はおばあちゃんに心から感謝した。 でも不思議とまた会いたいとは思わない。 下手すると二度と会いたくないかもしれない。 でもなんか感謝している。 これは本当に不思議な現象だ。 おばあちゃんにはずっと元気でいてほしい。 いや、そんなこと私が願わなくても元気だろう。 The End いかがでしたでしょうか? そしてもしも地元に帰ったとて このブログは続ける事ができますし、 何もなかったかのようにお届けすることはできるから…。 あ、きっと文面からバレちゃいますね(笑) そんなわけで、 今後ともこのブログをよろしくお願いいたします。 最後までお読み下さり、本当にありがとうございました。 それでは皆さん、おやすみなさい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.04.25 06:48:21
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