カテゴリ:寺社彫刻
子の力士武者の形相五月場所
寛保元年(1741) 妻沼 歓喜院聖天堂 石原吟八 延享2年(1745) 桐生 青蓮寺 石原吟八 天明7年(1787) 浅原 菅原神社 尾池金蔵 文化7年(1807) 小平 木宮神社 星野甚内(慶助) 寺社に彫られている子供は唐子と呼ばれています。初めの内は中国故事が題材になっていたからです。 日光の陽明門の頃から無邪気に遊んでいる子供たちが彫られ遊びは日本的なものに代わってきました。子供の相撲は陽明門にはありませんでした。裸の力士に服は不要ですよね、でも髷を結うことはできないようで坊主頭ですよ。 聖天堂の唐子遊びはどれも個性的で吟八の影響が出ていますので、外の唐子とはちょっと違います。そこで、親しみを込めて、「吟八唐子(ぎんぱちからこ)」と呼んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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