2036184 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

かめおかゆみこの≪表現するからだとことば≫塾

かめおかゆみこの≪表現するからだとことば≫塾

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

かめおか ゆみこ

かめおか ゆみこ

Calendar

Favorite Blog

「毎日更新」読レポ… New! バネット!さん

「子育てを楽しもう… New! 森の声さん

売れているかどうか… ビューティラボさん

【市章山・錨山〜六… riri.leiさん

できないと思い込ん… さそい水さん

Comments

バネット!@ Re:思いのバトン(06/14) New! 私も、亡くなった父の面倒を4年間見て、 …
バネット!@ Re:自分をマスターする(05/31) 読み忘れいました。 昨日(6月5日)で、 N…
バネット!@ Re:Welcomeを生きていこう(05/08) 私もついに毎日更新ブログ第2067回で5年が…
バネット!@ Re:「これもよし、あれもよし」(04/22) 「自分の「内なる否定」を、 終わらせてい…
バネット!@ Re:強運なんですよ(04/20) 私も、カメさんに言われて確かめたら 自分…

Freepage List

Headline News

2011.01.31
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
2010横浜市青葉区小中高生ミュージカル
おかげさまで、無事終了しました。

3回公演の合計入場者数1303人。
過去最高の観劇者数となりました。

たくさんのかたがたの応援のおかげです。
本当にありがとうございます!


★今日のフォーカスチェンジ♪

この関係こそが、大切なのだ。


2010横浜市青葉区小中高生ミュージカル
が、無事に幕を下ろしました。

3か月の稽古の成果は、お客さまの
たくさんの拍手をもって報われます。

一人ひとりが、最高に輝く笑顔で、
そこにいました。


公演を終えると、「お疲れさま」の
会がひらかれます。

お菓子を食べながら、
一人ひとりが感想を言ったり、
おしゃべりしたりする時間です。

ねぎらいのことばや、
感謝のことばがかわされ、
そろそろおひらきの時間が
近づいてきたときです。


「ここで、今回で卒業となる
 高校生のみんなに、
 プレゼントのミニ劇をします」

高1や中学生たちが中心となって、
そんなことを言いだしました。

どうも打ち合わせをしてあった
らしく、小学生を含む残り全員が
立ち上がりました。


横浜市青葉区小中高生ミュージカルは、
名前のとおり、
小学生から高校生までの活動です。

高校生は本当なら3年生まで
参加できるのですが、実際には、
受験の関係で、ほとんどの子が、
高校2年生で、「卒業」していきます。

今回は、
そんな子たちが、6名ほどいました。


ミニ劇とは、私が担当している
ワークショップでやっている、
即興スタイルの寸劇のことです。

子どもたちは、この寸劇が大好きで、
勝手に「ミニ劇」と名づけています。

それを、「卒業」していく高校生たちの
ために、用意しているというのです。


あきれました。

だって、本番前は、稽古も密になり、
休みもない日がつづくのです。

平日は学校もありますから、
連日、くたくたになっていたはずです。

一体、いつそんな打ち合わせをし、
練習をしていたというのでしょう。


まあ、ふたを開けてみれば、
大体のあらすじと、誰が何をやるかを
決めてあっただけで、
ほとんどがその場の即興でしたが、(笑)

それでも、ああ…と思いあたったのは、
公演がはじまる前、そして、
はじまってからも、昼休み時間などに、

ステージで、何やらやっている
面々がいたのです。


しかも、なぜか、自分ではない役の
せりふを言ったりしています。

実は、スタッフ室のモニターで
それを見ながら、(見えるのです)(笑)
私たちスタッフは、
「本番前に、何やっとんのじゃあ」と、
あきれていたのでした。(^^ゞ


それが、この日のための
出しものだったというわけです。

そう。「卒業」する高校生たちの役を、
後輩たちが、その一人ひとりを
真似して、演じてみせていたのです。


「卒業」する高校生たちは、最初、
照れ笑いしながら、それを見ていました。

まよちゃん(仮名)が、見ている途中から、
声をあげて泣きだしました。

ふだんは、ちょっと憎まれ口を
たたいている、けんたくん(仮名)も、
目を赤くしていました。

けんたくんは、第1回目の公演に
小学2年生で参加し、
途中、受験などのブランクはあったものの、
10年間、この青葉のミュージカルに
かかわりつづけてきたのです。


ああ、この関係こそが、大切なのだ。

しみじみと、そんなふうに思いました。


10年間、活動をつづけてきて、
おかげさまで、それなりの評価も
いただけるようになってきました。

「感動しました!」
「クォリティーの高い舞台でした」
という感想もいただけます。

もちろん、そう言っていただける
舞台をつくるように、スタッフは
顔晴ってきたという自負もあります。


でも、ただ完成度が高い舞台を
つくるだけであれば、もっと
楽な方法もあるだろうと思うのです。

極端な話、歌やダンスのテストをして、
上手な子を振り分けて、
配役を決めればいいのですから。


でも、私たちはそれをしなかった。

参加を希望するすべての子が、
輝ける場を大切にしたいと思った。

どの子も、自分が大切にされて
いると感じられる瞬間を、
つくりだしていきたいと思った。


その思いを受け止めて、
子どもたちも、
活動に参加してくれました。

稽古場では、年齢に関係なく、
ダンスや歌に関する指摘を
しあったりしています。

休み時間には、中学生と小学生、
ときには、高校生と小学生が、
一緒に遊んだりしています。


もちろん、ときには、
すれちがいだってあるけれど、

最後には、気持ちをひとつにして、
舞台に臨むことができるのは、
日常のこんな関係の積み重ね
があるからだと思うのです。

そんな関係の積み重ねが、
お客さまのうれしい感想に、
つながっていくと思うのです。


「お疲れさま」の会が終わって、
深夜、参加者用の
メーリング・リストに、
けんたくんの投稿がありました。

「必ず、何らかのかたちで、
 青葉ミュージカルに
 恩返しをさせていただきます」


はじめてミュージカルに参加して
きたときの、やんちゃな姿が、
脳裏によみがえりました。

あれから10年。

こんなことを言う子に、
育ってくれたんだなあ…。

やってきたことの意味は、
ちゃんとあったんだなあ…。

しみじみ、そんなことを
思った昨日なのでした。


ありがとう、みんな。

これからも、ずっとずっと
応援しつづけていくからね!

一緒に、誰もが輝ける場を
つくりつづけていこうね!


●今日の記事、心にひびいたよ~というかたは、
 よかったら、クリックしていただけると、うれしいで~す♪

≫≫≫≫≫ 人気ブログランキングバナー ≪≪≪≪≪
(クリックするだけで、ポイントが加算されます)


星世界の医療団 ひとことメッセージが添えられます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.01.31 09:51:42
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.