こんだけ採れました。
竹籠の中半分はチャナメツムタケです。
下の二ケースはシモフリシメジ、キシメジ、ショウゲンジ、シロナメツムタケ、ヤギタケ、キヌメリタケ、クリタケ、オオキツネタケ、キノボリイグチ、ヌメリイグチ、ハツタケ、マムシフウセンタケ、ムラサキヌメリシメジモドキ、カワムラフウセンタケ、?フウセンタケ、オニナラタケ、ナラタケモドキ、アミタケ 以上19種類でした。(順不同です)
さて、とんだ事になったのは、我が愛するオカアチャンが迷子になってしまったのです。
顛末を二人で思い出しながら書きます。
そもそもは、オカアチャンの履いていた靴からです。
入山してまもなく、片方の靴底が剥がれてしまいました。
その時点で下山して靴を買いに行けば良かったのですが、ご本人は大丈夫の一点張り。
第4ラウンドに入った時にとうとう両方駄目になってしまいました。
この前に長男と彼女は車に戻っていました。
大体12時頃。
赤松と雑木林の中でも車の音が聞こえる程の場所だったので 「真っ直ぐ進んで道路に出たら右に行けば車があるからね」 と、ここでオカアチャンと別れました。
私とKさんはそれから20分程して車に戻りました。
後部を開けてキノコの選別をしていると、Kさんが:「アレ?ママさんがいないよ」
私:「そんな事ないよ助手席で寝ているよ」 Kさん:「本とにいないよ!」
そうなんです、助手席にはオカアチャンのジャンバーが置いてあるだけでした。
オカアチャンはキノコ採りにはまっているから反対側にいるのだろうと思い、オーイ!オーイ!大声で呼んでみたり、笛を吹いたりしたのですが何の返事も帰ってこず....。
何度も何度も繰り返したのですが応答無しでした。
コレはもしかして...。
長男の彼女は車に残ってもらい、Kさんと長男、私の3人で森の中に入り大声でオーイオーイ!笛をピーピー鳴らしながら探し歩きました。(時には溶岩の洞穴を覗いたり)
いない、返事が無い...。 暫くして車に戻り、私と長男の彼女で車で林道を走りまわった。
姿は何処にも見当たらない...。
そんな事数回繰り返した。
時計を見ると2時半、もう2時間以上探している。陽射しも傾いて来た。コレは警察を呼ぼう。
110番して直ぐに、パトカー2台がやってきた。
色々聞かれ、1台のパトカーはこの位置に、もう1台は反対側の道路へ行きスピーカーで連呼、Kさんと私は料金所手前の信号から入り森の中を下りながら探す。
長男は車で林道を回ると打ち合わせして車に乗り込もうとしている時に、料金所方面から青い軽トラがクラクションを鳴らしながら来た。
「ママさん!」「ママさん!」 車の来るのもかまわず長男の彼女が駆け寄る。
声に振り向き、軽トラ助手席の赤い帽子が見えた時に、私は腰が抜けたようだった。
思わずKさんに抱きついてしまった。
ホットした表情の長男。
(画像クリックでフォト蔵に飛び、大きく拡大します)
赤線はGPSです。黄色の細い線はオカアチャンのたどった足跡?青の番号順だと思います。(9番は手違いで入ってないです)
1付近で別れ2付近でまったく解らなくなりグルグル回り護岸された枯川を伝い3に出た。
橋を潜りサッカーコートみたいな所を通ったら道に出た。
4付近で女子2人とすれ違い、少し歩くと高速道路に出たのでひき返した。
5付近直ぐにボサの道に入る。
少しましな道なので6の方に歩いた。
また高速道路なので引き返し7、8と歩いて10のKWさん宅で事情説明、送って頂きました。(有難う御座いました)
大反省
靴底が破れた時点で下山して買いに行けば良かった。
携帯電話と財布は助手席に置いてあり、連絡出来なかった。
一緒に車に戻れば良かった。
4付近で女の子に会っているので、その時点で恥ずかしがらずに聞けば良かった。
各自の携帯電話番号をメモしておけば良かった。
山は甘くない。
などなど、色んな反省をしました。
KWさん、お回りさん、Kさん、Sチャン本当にご迷惑かけました。
そして有難う御座いました。
追記
後でキノコ屋さんに聞いた話。
アノ付近は大勢の方が、今でも眠っているそうです........。
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有難う御座いました。